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Management Station Software のインストール

Dell OpenManage™ バージョン 5.1 インストールおよびセキュリティユーザーズガイド

  概要

  インストール要件

  対応する Windows オペレーティングシステムを実行しているシステムでの Management Station Software のインストール、アップグレード、アンインストール

  対応の Red Hat Enterprise Linux、 SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムを実行しているシステムでの Management Station Software のインストール、アップグレード、アンインストール



概要

『Dell™ Systems Management Consoles CD』には、お使いのシステムで Dell OpenManage™ Management Station Software をインストール、アップグレード、アンインストールするためのセットアッププログラムが入っています。

『Dell Systems Management Consoles CD』のセットアッププログラムを使用すると、Microsoft® Windows® オペレーティングシステムを実行しているシステムで Management Station Software のインストールとアップグレードができます。 Dell OpenManage Management Station Software は『Dell Systems Management Consoles CD』からアンインストールできます。対応する Windows オペレーティングシステムを実行しているシステムの場合は、オペレーティングシステムからもアンインストールできます。

Management Station Applications には、Dell OpenManage IT Assistant、DRAC ツール、BMC ユーティリティ、および Microsoft Active Directory® スナップインが含まれます。

Management Station Application の中には Red Hat® Enterprise Linux および SUSE® Linux Enterprise Server オペレーティングシステムで起動するものもあります。より具体的な情報については「対応の Red Hat Enterprise Linux、SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムを実行しているシステムでの Management Station Software のインストール、アップグレード、アンインストール」を参照してください。

メモ:セットアップと設定の詳細については、『Dell OpenManage IT Assistant ユーザーズガイド』を参照してください。

インストール要件

以下は管理ステーションの一般的な必要条件です。 オペレーティングシステムに固有のインストール要件は、あとで説明する各アプリケーションのインストール手順に含まれています。

対応オペレーティングシステム

Management Station Software は、最少必要条件を満たしている次の各オペレーティングシステムで実行できます。

メモ:Dell OpenManage 5.1 インストーラは、Windows Storage Server 2003 R2、Microsoft Windows Storage Server 2003 R2、統合ストレージ搭載 Express x64 Edition および Microsoft Windows Storage Server 2003 R2、統合ストレージ搭載 Workgroup x64 Edition で多言語ユーザーインタフェースを提供します。多言語ユーザーインタフェースパックには、対応の Windows オペレーティングシステムに追加可能な言語固有のリソースファイル一式が含まれます。ただし、Dell OpenManage 5.1 インストーラがサポートする言語はドイツ語、スペイン語、フランス語、簡体字中国語、日本語の 5 言語のみです。

アプリケーションに固有のオペレーティングシステム要件については、そのアプリケーションのマニュアルを参照してください。

システム要件

Windows システムでは、CD のセットアッププログラム(setup.exe)によって 必要条件チェッカー が起動し、システム要件が満たされているかどうかが自動的に分析されます。 (「必要条件チェッカー」を参照してください。)

Management Station 要件

システムには Microsoft Software Installer(MSI)バージョン 3.1 以降が必要です。 Dell OpenManage ソフトウェアはシステムの MSI バージョンを検知します。 バージョンが 3.1 未満である場合、必要条件チェッカーにより MSI バージョン 3.1 へのアップグレードが要求されます。

IT Assistant データベース要件

IT Assistant 8.0 の新規インストールに際しては、システムに対応データベースが不在の場合、Microsoft SQL Server™ 2005 Express Edition のインストールが要求されます。SQL Server 2005 Express Edition は、Management Station Software をインストールする前に『Systems Management Sonsoles CD』を使ってインストールできます。ただし、システムに既に Microsoft SQL Server 2000 Desktop Engine(MSDE 2000)がインストールされている場合、IT Assistant はこれと連動します。 IT Assistant 7.x から 8.0 へアップグレードしている場合、既存の MSDE 2000 を使用できます。

IT Assistant での CIM 検出とセキュリティの有効化

IT Assistant などのアプリケーションは、Common Information Model(CIM)プロトコルを使用できます。 CIM プロトコルを使用する場合は、これがインストールされ、有効になっていることを確認します。 IT Assistant の CIM の設定については、『Dell OpenManage IT Assistant ユーザーズガイド』を参照してください。

SNMP のインストール

IT Assistant システムでは、SNMP サービスがインストールされ、実行されている必要があります。 検出および管理するシステムにはさらに SNMP(または CIM)もインストールされていなくてはなりません。 SNMP のないシステムに IT Assistant をインストールしようとすると、インストールプログラムが終了して SNMP のインストールを要求されます。 また、SNMP サービスを停止すると、IT Assistant のサービスも停止します。

IT Assistant 管理ステーションで SNMP をインストールするには、『IT Assistant ユーザーズガイド』を参照してください。


対応する Windows オペレーティングシステムを実行しているシステムでの Management Station Software のインストール、アップグレード、アンインストール

ここでは、対応 Windows オペレーティングシステムを実行しているシステムで Management Station Software をインストール、アップグレード、アンインストールする方法について説明します。 システム要件が満たされている場合にインストールされるデフォルトの機能は、IT Assistant、Remote Access Controller コンソール、および BMC ユーティリティです。

メモ:Dell OpenManage Array Manager コンソールは、以前に Management Station Software(Array Manager Console もあわせてインストール済み)が検出されない場合、Windows では利用できません。 この機能はアップグレードのみ可能です。 Array Manager コンソールは今後のリリースではサポートされなくなります。

必要条件チェッカー

セットアッププログラム(setup.exe)によって必要条件チェッカープログラムが開始します。 セットアッププログラムは、『Dell Systems Management Consoles CD』の Windows ディレクトリにあります。 必要条件チェッカープログラムは、実際のインストールを起動せずにソフトウェアが機能するための必要条件を調べます。 このプログラムは、ソフトウェア機能のインストールや動作に影響する可能性のあるハードウェアとソフトウェアの情報をステータスウィンドウに表示します。

必要条件チェッカーには、情報、警告、エラーメッセージという 3 種類のメッセージが表示されます。

¥windows¥PreReqChecker ディレクトリより、RunPreReqChecks.exe /s を実行することで、必要条件チェッカーをサイレント実行できます。必要条件の確認作業をサイレント実行する場合の詳細については、「必要条件チェッカー」の項を参照してください。

Management Station Software のインストールとアップグレード

ここでは、Management Station Software のインストールとアップグレードの方法を説明します。 このインストールのオプションは次のとおりです。

標準インストールとカスタムインストール

『Dell Systems Management Consoles CD』には、IT Assistant や他の Management Station Software をインストールするオプションとして 標準セットアップ カスタムセットアップ があります。

CD ドライブに『Dell Systems Management Consoles CD』を挿入して、セットアッププログラムからハードウェアおよびソフトウェアのシステム情報(インストールと操作の機能に影響するなど)がある必要条件チェッカーを実行します。

次を行うことで、現在システムにインストール済みの Management Station Software 製品をすべてインストールできます。

  1. Management Station のインストールを起動します。

  2. Management Station のインストール、変更、修復、削除 をクリックして、
    次へ
    をクリックします。
  3. 標準セットアップ オプションを選択します。

必要条件が満たされていれば、デフォルトで IT Assistant、DRAC ツール、BMC ユーティリティがインストールされますが、Active Directory スナップインユーティリティはデフォルトとして選択されません。これらは カスタムセットアップ オプションを使ってインストールできます。 (標準セットアップ の実行方法については、『ソフトウェアクイックインストールガイド』を参照してください。このマニュアルには、セットアッププログラム内でタスクバー情報 をクリックするとアクセスできます。)

メモ:標準インストール中、個々の Management Station サービスはそのサービスのハードウェア要件とソフトウェア要件を満たしていない管理下システムにはインストールされません。 たとえば、Server Administrator Remote Access Service ソフトウェアモジュールは、管理下システムに Remote Access Controller がインストールされていなければ、 標準インストール中にインストールされません。 ただしカスタムセットアップ で Remote Access Service ソフトウェアモジュールを選択するとインストールできます。

カスタムセットアップ オプションを選択すると、セットアッププログラムでシステムに適切なインストールオプションとして識別されたソフトウェア機能の選択を解除できます。 標準セットアップ では、ハードウェア構成に適した機能はすべて事前に選択されているため、インストールする機能のリストに追加することはできません。

カスタムセットアップ 以下に、オプションについて IT Assistant のインストールとアップグレードを例にとって説明します。 他の Management Station Software も カスタムセットアップ オプションを使ってインストールできます。

カスタムインストール

カスタムインストールを使用すると、インストールしたい特定のソフトウェア機能を選択できます。

メモ:Management Station および Managed System サービスは同じまたは異なるディレクトリにインストールできます。 インストールするディレクトリの選択が可能です。

Management Station のインストール

  1. Management Station Software 機能をインストールするシステムに、システム管理者権限を使ってログインします。

  2. 開いているアプリケーションをすべて閉じます。

  3. CD ドライブに『Dell Systems Management Consoles CD』を挿入します。

インストーラが自動的に開始しない場合は、CD の windows フォルダを開いて setup.exe ファイルをダブルクリックします。

Dell OpenManage Management Station の必要条件ステータス 画面が開き、Management Station の必要条件の確認作業が実行されます。 必要条件ステータス に関連する情報、警告、エラーなどのメッセージが表示されます。 メッセージを読み、必要に応じてインストール前に警告メッセージとエラーメッセージに対処します。

  1. Management Station のインストール、変更、修復、削除 オプションのいずれかをクリックします。

Dell OpenManage Management Station のインストールウィザードへようこそ 画面が開きます。

  1. 次へ をクリックします。

Dell ソフトウェア製品使用許諾契約が表示されます。

  1. 受け入れるには、同意する をクリックします。

セットアップの種類 ダイアログボックスが開きます。

  1. カスタム を選択して 次へ をクリックします。

カスタムセットアップ ダイアログボックスが開きます。

特定の Management Station Software アプリケーションを選択するには、リストされた機能の横にあるドロップダウン矢印をクリックし、アプリケーションをインストールするか、またはしないかを選択します。

選択した機能の隣にハードドライブのアイコンが付きます。 選択解除した機能の隣に赤の X が付きます。 デフォルトでは、ハードウェアでサポートされていないソフトウェア機能が必要条件チェッカーで検出されると、選択が解除されます。

デフォルトのディレクトリパスを受け入れて Management Station Software をインストールするには、次へ をクリックします。 別の場所にインストールする場合は、変更 をクリックして Management Station Software をインストールするディレクトリに移動してから 次へ をクリックします。

Dell OpenManage IT Assistant は必ず選択してください。

  1. 選択したソフトウェア機能のインストールを受け入れるには、次へ をクリックします。

IT Assistant カスタム設定 ダイアログボックスが開きます。

メモ:IT Assistant には、システムにインストールするデータベースのデフォルトインスタンスが必要とされます。 IT Assistant は、名前指定されたデータベースのインスタンスを使用できません。
メモ:Microsoft SQL Server 2005 Express は、Microsoft Data Access components 2.8(MDAC 2.8)および .NET 2.0 Runtime のインストールを必要とします。システムに MDAC 2.8 がインストールされていない場合、必要条件チェッカーユーティリティによって MDAC 2.8 のインストールが要求されます。
  1. 必要に応じて、IT Assistant のカスタム設定 フィールドを変更します。

  2. IT Assistant のカスタム設定を受け入れるには、次へ をクリックします。

プログラムのインストール準備完了 ダイアログボックスが開きます。

メモ:キャンセル をクリックすると、インストール処理をキャンセルできます。 インストールは加えた変更を元の状態に戻します。 インストール処理の最後の方で キャンセル をクリックした場合は、元の状態に正しく戻らず、システムがインストール未完了のままになることがあります。 詳細は、「失敗したインストールのシステム回復」を参照してください。
  1. 選択したソフトウェア機能をインストールするには、インストール をクリックします。

Dell OpenManage Management Station のインストール 画面が開きます。

選択した機能がインストールされると、インストールウィザードの完了 ダイアログボックスが開きます。

  1. 終了 をクリックして Management Station のインストールを終了します。

アップグレード

『Dell Systems Management Consoles CD』には IT Assistant や他の Management Station Software をアップグレードするための アップグレード オプションもあります。

『Dell Systems Management Consoles CD』を CD ドライブに挿入すると、必要条件チェッカーというプログラムによってシステムがチェックされます。

現在システムにインストールされている Management Station Software 製品のすべてをアップグレードするときは、Management Station のインストール、変更、修復、削除をクリックしてから、次へ を選択します。

システムに適切な機能はすべて、バージョン 4.3 からのアップグレード中に事前に選択されています。

以下の手順は、IT Assistant や他の Management Station Software をアップグレードする方法です。

メモ:Management Station Software の最新バージョンはメジャーアップグレードであるため、Windows インストーラパッチ(.MSP)サポートはありません。 マイナーアップグレードにおいてのみアップグレードに MSP ファイルを使用できます。

カスタムアップグレード

  1. CD ドライブに『Dell Systems Management Consoles CD』を挿入します。

インストーラが自動的に開始しない場合は、CD の windows フォルダを開いて setup.exe ファイルをダブルクリックします。

Dell OpenManage Management Station の必要条件ステータス 画面が開き、Management Station の必要条件の確認作業が実行されます。 必要条件ステータス に関連する情報、警告、エラーなどのメッセージが表示されます。 メッセージを読んで、必要に応じてインストール前に問題を解決します。

  1. Management Station のインストール、変更、修復、削除 オプションのいずれかをクリックします。

Dell OpenManage Management Station のインストールウィザードへようこそ 画面が開きます。

  1. 次へ をクリックします。

Dell OpenManage Management Station のインストール 画面が開きます。 インストールまたはアップグレード中のソフトウェア機能の状態と進行状況を示すメッセージが表示されます。

選択した機能がインストールまたはアップグレードされると、インストールウィザードの完了 ダイアログボックスが開きます。

  1. 終了 をクリックして Management Station のインストールを終了します。

カスタム変更

  1. スタート ボタンをクリックし、設定 ®コントロールパネル の順にポイントします。

  2. プログラムの追加と削除 をダブルクリックします。

  3. Dell OpenManage Management Station をクリックし、変更 をクリックします。

Dell OpenManage Management Station インストールウィザードへようこそ ダイアログボックスが開きます。

  1. 次へ をクリックします。

プログラムのメンテナンス ダイアログボックスが開きます。

  1. 変更 オプションを選択して 次へ をクリックします。

カスタムセットアップ ダイアログボックスが開きます。

  1. 特定の Management Station Software アプリケーションを選択するには、リストされた機能の横にあるドロップダウン矢印をクリックし、アプリケーションをインストールするか、またはしないかを選択します。

選択した機能の隣にハードドライブのアイコンが付きます。 選択解除した機能の隣に赤の X が付きます。 デフォルトでは、ハードウェアでサポートされていないソフトウェア機能が必要条件チェッカーで検出されると、選択が解除されます。

  1. 選択したソフトウェア機能のインストールを受け入れるには、次へ をクリックします。

プログラムの変更準備完了 ダイアログボックスが開きます。

  1. 選択したソフトウェア機能をインストールするには、インストール をクリックします。

Dell OpenManage Management Station のインストール 画面が開きます。 インストール中のソフトウェア機能の状態と進行状況を示すメッセージが表示されます。

選択した機能がインストールされると、インストールウィザードの完了 ダイアログボックスが開きます。

  1. 終了 をクリックして Management Station のインストールを終了します。

カスタム修復

  1. スタート ボタンをクリックし、設定 ®コントロールパネル の順にポイントします。

  2. プログラムの追加と削除 をダブルクリックします。

  3. Dell OpenManage Management Station をクリックし、変更 をクリックします。

Dell OpenManage Management Station インストールウィザードへようこそ ダイアログボックスが開きます。

  1. 次へ をクリックします。

プログラムのメンテナンス ダイアログボックスが開きます。

  1. 修復 オプションを選択して 次へ をクリックします。

プログラムの修復準備完了 ダイアログボックスが開きます。

  1. 選択したソフトウェア機能をインストールするには、インストール をクリックします。

Dell OpenManage Management Station のインストール 画面が開きます。 インストール中のソフトウェア機能の状態と進行状況を示すメッセージが表示されます。

選択した機能がインストールされると、インストールウィザードの完了 ダイアログボックスが開きます。

  1. 終了 をクリックして Management Station のインストールを終了します。

失敗したインストールのシステム回復

ソフトウェアのインストールユーティリティで、セットアップ中に致命的なエラーが発生した場合は、システムが不安定になる可能性があります。 この問題に対処するため、Dell OpenManage インストーラには、サーバーをエラー発生前の正常な状態に戻す「ロールバック」という機能が装備されています。

Windows インストーラサービスは、インストール、アンインストール、その他の設定変更中に実行するあらゆる操作を元に戻す処理を維持して、Dell OpenManage インストーラにロールバック機能を提供しています。 インストールセッション中にエラーが発生した場合は、Windows インストーラサービスを使って、システムをエラー前の状態に戻すことができます。 この機能には、削除や上書きが行われたファイルやレジストリキーや、その他のリソースが含まれます。 インストールやアンインストールの過程で削除されたり上書きされたファイルは、一時的にバックアップの場所に保存されるため、必要に応じて復元することができるのです。 インストールが正常に完了した後、バックアップ用の一時ファイルはすべて削除されます。

インストールが正常に完了した後に、ロールバックすることはできません。 処理したインストールは、特定のインストールセッション中にシステムを保護する安全ネットとしての役割を果たします。 たとえば、インストールしたアプリケーションを削除したい場合は、単にそのアプリケーションをアンインストールしてください。

Dell OpenManage ソフトウェアをバージョン 4.3 からバージョン 5.x へアップグレードすると、エラーとなり、システムはそれ以前の状態までロールバックされます。

メモ:インストーラのクリーンアップ中やインストール処理が完了してからシステム管理者がキャンセルしたインストール、アンインストール、アップグレードなどは、ロールバックされません。

Management Station Software の無人インストールの実行

『Dell Systems Management Consoles CD』には、無人インストールの手順として、標準セットアップ オプションと カスタムセットアップ オプションがあります。

無人インストールを使用すると、Management Station Softwareを複数のシステムに同時にインストールできます。 Management Station の必要ファイルすべてを含めた無人インストールパッケージを作成して、無人インストールを実行します。 無人インストールオプションには、無人インストールの設定、確認、情報表示などができる機能もいくつかあります。

無人インストールパッケージは、独立系ソフトウェアベンダー(ISV)のソフトウェア配布ツールを使用して、リモートシステムに配布されます。 パッケージが配布されると、インストールスクリプトによってソフトウェアがインストールされます。

無人インストールの機能

無人インストールには次の機能があります。

標準無人インストールパッケージの作成と配布

無人インストールの 標準セットアップ オプションでは無人インストールパッケージとして『Dell Systems Management Consoles CD』を使用します。 msiexec.exe /i MgmtSt.msi /qb コマンドで『Dell Systems Management Consoles CD』にアクセスして、ソフトウェア使用許諾契約に同意すると、選択したリモートシステムに Management Station のソフトウェア製品がすべてインストールされます。 msiexec.exe /i MgmtSt.msi /qb コマンドは、システムのハードウェアとソフトウェアの設定に基づいて、Management Station のソフトウェアをインストールします。

CD の全内容を配布するか、ターゲットシステムから CD イメージの場所にドライブをマッピングすると、リモートシステムで 『Dell Systems Management Consoles CD』イメージを使用できるようになります。

標準無人インストールパッケージとして使用するためのドライブのマッピング

ドライブを標準無人インストールパッケージとして動作させるようにマッピングするには、次を実行します。

  1. Management Station をインストールする各リモートシステムで『Systems Management Consoles CD』のイメージを共有することができます。

このタスクは、CD を直接共有するか、CD 全体をドライブにコピーしてコピーを共有することで達成できます。

  1. 手順 1で説明した共有ドライブにリモートシステムからドライブをマッピングするスクリプトを作成します。 このスクリプトはドライブのマッピング後、以下のコマンドによって実行されます。

msiexec.exe /i マッピング先ドライブ¥windows¥ManagementStation¥MgmtSt.msi /qb

  1. 手順 2で作成したスクリプトを配布して実行するように ISV の配布ソフトウェアを設定します。

  2. ISV ソフトウェア配布ツールを使用して、このスクリプトをターゲットシステムに配布します。

msiexec.exe /i マッピング先ドライブ¥windows¥ManagementStation¥MgmtSt.msi /qb コマンドによって各リモートシステムに Management Station がインストールされます。

メモ:IT Assistant は、IT Assistant をインストールする前に、対応データベースのインストールを必要とします。CD ドライブ:¥Windows¥ManagementStation¥support database を参照し、サンプルバッチファイルおよび必要なユーティリティを確認してください。

標準無人インストールパッケージとしての CD 全体の配布

CD 全体を標準無人インストールパッケージとして配布するときは、次を実行します。

  1. 『Dell Systems Management Consoles CD』のイメージ全体をターゲットシステムに配布します

  2. msiexec.exe /i CD ドライブ¥windows¥ManagementStation¥MgmtSt.msi /qb コマンドを『Dell Systems Management Consoles CD』イメージから実行するように ISV ソフトウェアを設定します。

msiexec.exe /i CD ドライブ¥windows¥ManagementStation¥MgmtSt.msi /qb コマンドが CD から実行され、各リモートシステムに Management Station がインストールされます。

カスタム無人インストールパッケージの作成と配布

配布用無人インストールパッケージを作成するには、CD の windows ディレクトリをシステムのハードドライブにコピーするだけです。

Windows インストーラエンジン(msiexe.exe)を使ってインストールを実行するバッチスクリプトを作成します。 例:

msiexec.exe /i MgmtSt.msi ADDLOCAL=ITA,RACMS,ADS /qb

メモ:カスタム無人インストールの場合は、必要な機能のそれぞれをコマンドラインインタフェース(CLI)のパラメータとして含める必要があります。

また、バッチスクリプトはシステムのハードドライブにある windows ディレクトリに入れてください。

追加詳細および使用できる機能の ID については、「カスタムパラメータ」を参照してください。

カスタム無人インストールパッケージの配布

メモ:先ほど説明した無人インストールの カスタムセットアップ で使用される Management Station の MgmtSt.msi インストールパッケージは、¥windows¥ManagementStation ディレクトリに入っています。
  1. インストールパッケージの配布後にバッチスクリプトを実行するように ISV 配布ソフトウェアを設定します。

  2. ISV 配布ソフトウェアを使用して、リモートシステムにカスタム無人インストールパッケージを配布します。

次のコマンドはスクリプトから実行され、各リモートシステムに指定された機能とともに Management Station をインストールします。

msiexec.exe /i System Drive¥windows¥ManagementStation¥MgmtSt.msi ADDLOCAL=ITA,RACMS,ADS /qb

ログファイルの場所の指定

ログファイルの場所を指定して無人インストールを実行するには、次のコマンドを実行します。

Msiexec.exe /i MgmtSt.msi /l*v "C:¥openmanage¥logs¥MgmtSt.log"

オプションのコマンドライン設定

表 5-1 は、MSIExec.exe で使用できるオプションコマンドライン設定です。 コマンドラインで msiexec.exe の後に各オプション設定をスペースで区切って入力します。

メモ:Microsoft Windows インストーラの全コマンドラインスイッチの詳細については、support.microsoft.com を参照してください。

表 5-1. MSI インストーラのコマンドライン設定 

設定

結果

/i <パッケージ|製品コード>

製品をインストールまたは設定します。

/i MgmtSt.msi – このコマンドは Server Administrator Software をインストールします。

/x <パッケージ|製品コード>

 

製品をアンインストールします。

/i MgmtSt.msi – このコマンドは Server Administrator Software をアンインストールします。

/q[n|b|r|f]

ユーザーインタフェース(UI)のレベルを設定します。

/q または /qn – UI なし。 このオプションは無人のサイレントインストールに使用されます。
/qb – 基本 UI。 このオプションはサイレントでない無人インストールに使用されます。
/qr – 縮約 UI。 このオプションは無人インストールに使用されますが、インストールの進行状況を示すモーダルなダイアログボックスを表示します。
/qf – 完全 UI。 このオプションは標準的な有人インストールに使用されます。

/f[p|o|e|d|c|a|u|m|s|v]
<パッケージ|製品コード>

製品を修復します。

/fp – ファイルが足りない場合にのみ、製品を再インストールします。

/fo – ファイルが足りない場合、またはファイルの古いバージョンがインストールされている場合に、製品を再インストールします。

/fe – ファイルが足りない場合、またはファイルの古いまたは同じバージョンがインストールされている場合に、製品を再インストールします。

/fo – ファイルが足りない場合、またはファイルの古いまたは違うバージョンがインストールされている場合に、製品を再インストールします。

/fc – ファイルが足りない場合、または保存されているチェックサムの値が計算値と一致しない場合に、製品を再インストールします。

/fa – このオプションで全ファイルを強制的に再インストールします。

/fu – 必要なユーザー指定レジストリエントリのすべてを書き換えます。

/fm – 必要なユーザー指定レジストリエントリのすべてを書き換えます。

/fs – このオプションは、既存のあらゆるショートカットを上書きします。

/fv – このオプションは、ソースから実行され、ローカルパッケージを再キャッシュします。 アプリケーションまたは機能の初回インストールには /fv 再インストールオプションを使用しないでください。

INSTALLDIR=<パス>

指定した場所に製品をインストールします。 このスイッチでインストールディレクトリを指定した場合、CLI インストールコマンドの実行前に手動で作成しておく必要があります。これを行わないと、実行は失敗し、その失敗の理由を示すエラーやメッセージも表示されません。

/i MgmtSt.msi INSTALLDIR=c:¥OpenManage /qn – このコマンドは、インストール場所として c:¥OpenManage を使用し、製品を固有の場所にインストールします。

MSI を使ったコマンド例として msiexec.exe /i MgmtSt.msi /qn があります。 このコマンドは、システムのハードウェアとソフトウェアの設定に基づいて、プロンプトなしでサイレントに Management Station の機能を各リモートシステムにインストールします。

Management Station Software のアンインストール

Management Station Software の機能をアンインストールするには、『Dell Systems Management Consoles CD』またはオペレーティングシステムを使います。 また、複数のシステムで同時に無人アンインストールを実行することもできます。

『Dell Systems Management Consoles CD』を使用した Management Station Software のアンインストール

『Dell Systems Management Consoles CD』を使って Management Station Software をアンインストールするときは、次を実行します。

  1. CD ドライブに『Dell Systems Management Consoles CD』を挿入します。

CD を挿入しても自動的にセットアッププログラムが開始されない場合は、システムのデスクトップから マイコンピュータ をダブルクリックし、CD ドライブ のアイコンをダブルクリックして windows フォルダを開き、setup.exe ファイルをダブルクリックします。

Dell OpenManage Management Station の必要条件ステータス 画面が開き、Management Station の必要条件の確認作業が実行されます。 必要条件ステータス に関連する情報、警告、エラーなどのメッセージが表示されます。

  1. Management Station のインストール、変更、修復、削除 オプションのいずれかをクリックします。

Dell OpenManage Management Station のインストールウィザードへようこそ 画面が開きます。

  1. 次へ をクリックします。

プログラムのメンテナンス ダイアログボックスが開きます。 このダイアログで、プログラムの変更、修復、削除などができます。

  1. 削除 オプションを選択して 次へ をクリックします。

プログラムの削除 ダイアログボックスが開きます。

  1. 削除 をクリックします。

Dell OpenManage Management Station のアンインストール 画面が開きます。 アンインストール中のソフトウェア機能の状態と進行状況を示すメッセージが表示されます。

選択した機能がアンインストールされると、インストールウィザードの完了 ダイアログボックスが開きます。

  1. 終了 をクリックして Management Station のアンインストールを終了します。

Management Station の全機能がアンインストールされます。

Microsoft Windows オペレーティングシステム用 Management Station Software 機能のアンインストール

Windows で Management Station Software 機能をアンインストールするときは、次を実行します。

  1. スタート ボタンをクリックし、設定®コントロールパネル の順にポイントします。

  2. プログラムの追加と削除 をダブルクリックします。

  3. Dell OpenManage Management Station をクリックし、削除 をクリックします。
    プログラムの追加と削除 確認ボックスが開きます。

  4. はい をクリックして Management Station のアンインストールを承認します。

アンインストールの概要 画面が開きます。 アンインストール中のソフトウェア機能の状態と進行状況を示すメッセージが表示されます。

Management Station の全機能がアンインストールされます。

Management Station Software の無人アンインストールの実行

『Dell Systems Management Consoles CD』は、主に Management Station Software の無人アンインストールの手順を提供します。

無人アンインストールを使用すると、Management Station Software を複数のシステムから同時にアンインストールできます。 無人アンインストールパッケージは、ISV ソフトウェア配布ツールを使用してリモートシステムに配布されます。 パッケージが配布されると、アンインストールスクリプトが実行されてソフトウェアがアンインストールされます。

無人アンインストールパッケージの配布

『Dell Systems Management Consoles CD』は無人アンインストールパッケージとして機能するように事前設定されています。 パッケージを 1 つまたは複数のシステムに配布するには、次の手順に従います。

  1. 無人アンインストールパッケージの配布後 msiexec.exe /x CD ドライブ¥windows¥SystemsManagement¥SysMgmt.msi /qb コマンドが実行されるように ISV 配布ソフトウェアを設定します。

  2. ISV ソフトウェア配布ソフトウェアを使用して、リモートシステムに標準無人アンインストールパッケージを配布します。

  3. msiexec.exe /x CD ドライブ¥windows¥ManagementStation¥MgmtSt.msi /qb コマンドが実行して、各リモートシステムで IT Assistant や他の Management Station Software がアンインストールされます。

無人アンインストールのコマンドライン設定

表 5 -1 は、無人アンインストールで使用できる無人アンインストールのコマンドラインを示します。 コマンドラインで
msiexec.exe /x MgmtSt.msi の後に各設定をスペースで区切って入力します。

たとえば、msiexec.exe /x MgmtSt.msi /qb を実行すると、無人アンインストールが実行され、実行中にその状態が表示されます。

msiexec.exe /x MgmtSt.msi /qn を実行すると無人アンインストールが実行されますが、サイレントモード(状態は非表示)で行われます。

カスタマイズパラメータ

CLI パラメータの ADDLOCAL、REINSTALL、REMOVE を使用すると、インストール、再インストール、アンインストールなどをサイレントまたは無人で実行するときに、特定のソフトウェア機能を指定できます。 カスタマイズパラメータでは、同じ無人インストールパッケージを使って異なるシステムでソフトウェア機能を選択的にインストール、再インストール、アンインストールできます。 たとえば、IT Assistant のインストールを選択できますが、システムの特定グループにある Remote Access Controller Management Station を選択することはできません。 また、特定のシステムグループから 1 つまたは複数の機能をアンインストールすることもできます。

表 5-2. 管理ステーション用機能 ID

機能 ID

説明

ADS

Active Directory スナップインユーティリティ

BMU

ベースボード管理コントローラ管理ユーティリティ

ITA

IT Assistant

RACMS

DRAC ツール

メモ: ADDLOCAL、REINSTALL、REMOVE CLI パラメーター と大文字で入力しなければいけません。

コマンドラインに ADDLOCAL カスタマイズパラメータを含め、インストールするソフトウェア機能の ID を割り当てます。 例:

msiexec.exe /i MgmtSt.msi ADDLOCAL=ITA /qb

このコマンドによって、Dell OpenManage Management Station のインストールが無人の冗長(メッセージで)モードで実行され、IT Assistant だけがインストールされます。

コマンドラインに REINSTALL カスタマイズパラメータを含め、再インストールするソフトウェア機能の ID を割り当てます。 例:

msiexec.exe /i MgmtSt.msi REINSTALL=RACMS /qb

このコマンドによって Dell OpenManage Management Station のみのインストールが無人の冗長モードで実行され、Remote Access Controller Management Station が再インストールされます。

コマンドラインに REMOVE カスタマイズパラメータを含め、アンインストールするソフトウェア機能の ID を割り当てます。 例:

msiexec.exe /i MgmtSt.msi REMOVE=RACMS /qb

このコマンドによって Dell OpenManage Management Station のみのアンインストールが無人の冗長モードで実行され、Remote Access Controller Management Station が再インストールされます。

msiexec.exe プログラムの 1 度の実行で、機能をインストール、再インストール、アンインストールすることもできます。 例:

msiexec.exe /i MgmtSt.msi ADDLOCAL=ADS REINSTALL=ITA REMOVE=BMC /qb

このコマンドによって Dell OpenManage Management Station のインストールが実行され、Active Directory スナップインユーティリティのインストールと IT Assistant の再インストールとベースボード管理コントローラのアンインストールを同時に実行できます。 これは無人の冗長モードで実行されます。

メモ:Dell OpenManage のグローバル一意識別子(GUID)は 128 ビット長です。 製品 GUID はアプリケーションを固有に識別します。 この場合、Dell OpenManage Management Station の製品 GUID は {DA60872C-9147-4A6E-9AEF-95BAB5EF3A3B} です。

サポートしている管理エージェントと警告エージェント

Dell OpenManage ソフトウェアでエージェントとは、システム管理計装のソフトウェア機能に適用される一般的な用語です。 サポートの程度はエージェント間で異なります。 たとえば、IT Assistant は Server Administrator で管理しているシステムでは自動的に警告を検出、表示、受信して処置を実行できますが、特定のストレージデバイスのエージェントからしか警告を受け取ることができません。 IT Assistant がサポートするエージェントのリストについては、『Dell OpenManage IT Assistant ユーザーズガイド』を参照してください。

Windows Server 2003 移行後の IT Assistant のアップグレード

IT Assistant をインストールしたシステムを Windows Server 2003 に移行してから IT Assistant の新しいバージョンにアップグレードする場合、Windows Server 2003 と旧バージョンの Windows で暗号化が異なるため、問題が発生することがあります。

Windows Server 2003 に移行したシステムをアップグレードすると、CIM プロトコルで設定されたシステムが検出されなくなる可能性があります。 この問題が発生した場合は、CIM ユーザーのパスワードをリセットしてください。 IT Assistant ユーザーインタフェースで、検出および監視 に移動し、範囲 を選択して、包括範囲 を右クリックします。 新しい包括範囲 をクリックすると新しい検出ウィザードを実行できます。このウィザードでは、CIM 設定 ウィンドウで新しい CIM ユーザー名を指定できます。 詳細については、IT Assistant オンラインヘルプを参照してください。

Microsoft のインストールに関する既知の問題


対応の Red Hat Enterprise Linux、SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムを実行しているシステムでの Management Station Software のインストール、アップグレード、アンインストール

Management Station Software のインストール

Red Hat Enterprise Linux や SUSE Linux Enterprise Server を実行している管理ステーションでは、Management Station Software スイートの BMC と RAC 機能だけを使用できます。

BMC 管理ユーティリティを管理ステーションにインストールするには、次の手順を実行してください。

  1. Management Station の機能をインストールするシステムに root としてログオンします。

  2. 必要に応じて、『Dell Systems Management Consoles CD』をmount コマンドまたは同類のコマンドを使って希望する場所にマウントします。

  3. /linux/bmc ディレクトリに移動し、オペレーティングシステム固有の rpm コマンドを使って BMC ソフトウェアをインストールします。

DRAC ツール機能をインストールするには、次の手順を実行してください。

  1. Management Station の機能をインストールするシステムに root としてログオンします。

  2. 必要に応じて、mount コマンドまたは同類のコマンドを使って希望する場所に CD をマウントします。

  3. /linux/rac ディレクトリに移動し、 rpm -ivh *.rpm コマンドを使って RAC ソフトウェアをインストールします。

Management Station Software のアップグレード

BMC 管理ユーティリティを管理ステーションでアップグレードするには、次の手順を実行してください。

  1. Management Station の機能をアップグレードするシステムに root としてログオンします。

  2. 必要に応じて、『Dell Systems Management Consoles CD』をmount コマンドまたは同類のコマンドを使って希望する場所にマウントします。

  3. /linux/bmc ディレクトリに移動し、オペレーティングシステム固有の rpm コマンドを使って BMC ソフトウェアをアップグレードします。

DRAC ツール機能をアップグレードするには、次の手順を実行してください。

  1. Management Station の機能をアップグレードするシステムに root としてログオンします。

  2. 必要に応じて、mount コマンドまたは同類のコマンドを使って希望する場所に CD をマウントします。

  3. /linux/rac ディレクトリに移動し、 rpm -Uvh *.rpm コマンドを使って RAC ソフトウェアをアップグレードします。

Management Station Software のアンインストール

BMC 管理ユーティリティを管理ステーションでアンインストールするには、次の手順を実行してください。

  1. Management Station の機能をアンインストールするシステムに root としてログオンします。

  2. rpm クエリコマンドを使って、どのバージョンの BMC 管理ユーティリティがインストールされているか判断します。 rpm -qa | grep osabmcutil コマンドを使用します。

  3. アンインストールするバージョンを確認し、これに応じて rpm -e `rpm -qa | grep osabmcutil` コマンドを使用して機能をアンインストールします。

DRAC ツール機能をアンインストールするには、次の手順を実行してください。

  1. Management Station の機能をアンインストールするシステムに root としてログオンします。

  2. rpm クエリコマンドを使って、どのバージョンの DRAC ツール がインストールされているか判断します。 rpm -qa | grep mgmtst-racadm コマンドを使用します。

  3. アンインストールするバージョンを確認し、これに応じて rpm -e `rpm -qa | grep mgmtst-racadm` コマンドを使用して機能をアンインストールします。


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