Dell OpenManage バージョン 5.1 インストールおよびセキュリティユーザーズガイド
サードパーティの導入ソフトウェアを利用した Managed System Software のインストール
Managed System Software は複数の方法でインストールできます。 『Dell PowerEdge Installation and Server Management CD』には、管理下システムで Managed System Software 機能をインストール、アップグレード、アンインストールするためのセットアッププログラムが入っています。 ネットワーク上でソフトウェアを複数のシステムに無人インストールすることもできます。
インストール可能な Managed System 機能には、Dell OpenManage Server Administrator、Intel® SNMP エージェント、Broadcom SNMP エージェント、などがあります。
Server Administrator 内からは Server Administrator Web Server(選択しない場合、使用できるのは Server Administrator はコマンドラインインタフェースからのみとなります)、Dell Remote Access サービス、および Storage Management サービスのサブ機能を選択できます。
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メモ:DRAC III、DRAC 4、および DRAC 5 は併用できません。 |
『Dell PowerEdge Installation and Server Management CD』には、管理下システムで Managed System Software 機能をインストール、アップグレード、アンインストールするためのセットアッププログラムが入っています。 また、ネットワーク上で機能を複数のシステムに無人インストールすることもできます。
『Dell PowerEdge Installation and Server Management CD』の Windows ディレクトリにあるセットアッププログラムを使用すると、対応オペレーティングシステムを実行しているシステムで Server Administrator のインストールとアップグレードができます。 Microsoft Windows オペレーティングシステムを実行しているシステムでは、オペレーティングシステムから機能をアンインストールできます。
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メモ:現在サポートされているシステムのリストは、『Dell PowerEdge Installation and Server Management CD』の Readme_ins.txt ファイルを参照してください。 |
『Dell PowerEdge Installation and Server Management CD』を使用すると、対応する Windows オペレーティングシステムを実行しているシステムで Managed System 機能のスクリプト記述インストールを無人でサイレントに実行できます。 また、対応 Windows オペレーティングシステムを実行しているシステムでは、コマンドラインから機能のインストールとアンインストールができます。
以下に、Server Administrator の一般的な必要条件について説明します。
Server Administrator は次の各オペレーティングシステムをサポートしています。
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メモ:Dell OpenManage 5.1 インストーラは、Windows Storage Server 2003 R2、Microsoft Windows Storage Server 2003 R2、統合ストレージ搭載 Express x64 Edition および Microsoft Windows Storage Server 2003 R2、統合ストレージ搭載 Workgroup x64 Edition で多言語ユーザーインタフェースを提供します。 多言語ユーザーインタフェースパックには、対応の Windows オペレーティングシステムに追加可能な言語固有のリソースファイル一式が含まれます。 ただし、Dell OpenManage 5.1 インストーラがサポートする言語はドイツ語、スペイン語、フランス語、簡体字中国語、日本語の 5 言語のみです。 |
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メモ:各対応オペレーティングシステムがサポートしている Server Administrator サービスの最新リストについては、『Dell PowerEdge Installation and Server Management CD』の Server Administrator readme_ins.txt ファイルか『Dell OpenManage Server Administrator Documentation CD』の『Dell OpenManage Server Administrator 互換性ガイド』を参照してください。 |
Server Administrator は、管理する各システムにインストールする必要があります。 インストール後、対応ウェブブラウザを使って、Server Administrator を実行している各システムをローカルまたはリモートで管理できるようになります。
setup.exe ユーティリティは CD から必要条件チェッカーを呼び出して、システムの必要条件が満たされているかどうか判別します。 (詳細に関しては、「必要条件チェッカー」という表題の項目を参照してください。)
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メモ:RAC ソフトウェアは、『Dell PowerEdge Installation and Server Management CD』から Managed Sustem Software をインストールするときに、管理下システムが RAC のインストール要件をすべて満たしていれば、インストールオプションの 標準セットアップ と カスタムセットアップ の一部としてインストールされます。 ソフトウェアとハードウェアの詳しい必要条件については、「Remote Access Service」と『Dell Remote Access Controller インストール / セットアップガイド』または『Dell 組み込み型 Remote Access/MC Controller ユーザーズガイド』を参照してください。 |
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メモ:Dell OpenManage ソフトウェアはシステムの MSI バージョンを検知します。 バージョンが 3.1 未満である場合、必要条件チェッカーにより MSI バージョン 3.1 へのアップグレードが要求されます。 |
Server Administrator をインストールする前に、サポートしている System Management プロトコル規格が管理下システムにインストールされている必要があります。 対応 Windows オペレーティングシステムでは、Server Administrator は Common Information Model/Windows Management Instrumentation(CIM/WMI)と シンプルネットワーク管理プロトコル(SNMP)をサポートしています。 CIM と WMI は常にインストール済みで、SNMP はオペレーティングシステムのインストールメディアからインストールできます。
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メモ:サポートしているシステム管理プロトコル規格を管理下システムにインストールする方法については、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。 |
本項に記載される情報は、PowerEdge x8xx システムおよび PowerEdge x9xx システムのみに適用されます。
Windows Server 2003 R2 および Windows Storage Server R2 には Hardware Management と呼ばれるオプションコンポーネントが含まれています。 このコンポーネントには IPMI ドライバが含まれます。 インストール中、コンポーネントはこの IPMI ドライバをインストールし、有効にします。
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メモ:PowerEdge x8xx システムでは、Hardware Management コンポーネントのインストール後に追加手順を実行して R2 IPMI ドライバをインストールする必要があります。 |
Server Administrator は、起動時にまず Windows Server 2003 R2 IPMI ドライバが有効化されているかを判別します。 有効化されている場合、Server Administrator は Windows Server 2003 R2 IPMI ドライバを使って IPMI ベースの機能を提供します。 Windows Server 2003 R2 IPMI ドライバが有効化されていない場合、Server Administrator は独自の内蔵 IPMI サポートを使って IPMI ベースの機能を提供します。 Server Administrator では、内蔵 IPMI サポートの代わりに Windows Server 2003 R2 IPMI ドライバを使用することを推奨します。 システムが Windows Server 2003 R2 または Windows Storage Server R2 を実行している場合、Server Administrator をインストールまたはアップグレードした後に R2 のオプション Hardware Management コンポーネントもインストールすることを推奨します。
PowerEdge x8xx システムで Windows Server 2003 R2 IPMI ドライバをインストールするには、次の追加手順を実行してください。
Rundll32 ipmisetp.dll, AddTheDevice
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メモ:この手順は PowerEdge x9xx システムでは必要ありません。 |
Windows Server 2003 R2 オペレーティングシステムの Hardware Management コンポーネントをインストールし、(PowerEdge x8xx システムの場合)追加手順を実行して Windows Server 2003 R2 IPMI ドライバをインストールした後、さらに DSM SA Data Manager サービスを再起動して Server Administrator が独自の内蔵 IPMI サポートの使用から Windows Server 2003 R2 IPMI ドライバの使用へ移行できるようにする必要があります。 サービスを再起動するには、手動でサービスを再起動するかシステムを再起動します。
後日、直接手動でアンインストールするか、または(ドライバをアンインストールする)Hardware Management コンポーネントをアンインストールすることにより Windows Server 2003 R2 IPMI ドライバをアンインストールする場合は、DSM SA Data Manager サービスを再起動して Server Administrator が Windows Server 2003 R2 IPMI ドライバの使用から独自の内蔵 IPMI サポートの使用へ移行することができるようにする必要があります。 サービスを再起動するには、手動でサービスを再起動するかシステムを再起動します。
Microsoft 用の Server Administrator パッケージはすべてデルの証明書を使ってデジタル署名されているので、インストールパッケージの整合性の維持に役立っています。 こうしたパッケージが再パッケージ化、編集、または別の方法で改造されると、デジタル署名は無効になります。 この操作を行うと、インストールパッケージは未サポートとなり、必要条件チェッカーによってそのソフトウェアのインストールは行えなくなります。
ここでは、Windows オペレーティングシステムを実行しているシステムに Server Administrator をインストール、アップグレード、アンインストールする方法について説明します。
システム管理者権限が必要です。
シンプルネットワーク管理プロトコル(SNMP)の対応エージェンを使用する場合は、Server Administrator をインストールする前か後に、オペレーティングシステムの SNMP 規格サポートをインストールする必要があります。 SNMP のインストールの詳細については、システムで実行しているオペレーティングシステムのインストール手順を参照してください。
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メモ:標準インストール中、個々の Server Administrator サービスは、そのサービスのハードウェア要件とソフトウェア要件を満たしていない管理下システムにはインストールされません。 たとえば、Server Administrator Remote Access Service ソフトウェアモジュールは、Managed System に Remote Access Controller がインストールされていなければ、標準インストール中にインストールされません。 ただし、カスタムセットアップ で Remote Access Service ソフトウェアモジュールを選択するとインストールできます。 |
セットアッププログラム(setup.exe)によって必要条件チェッカープログラムが開始します。 セットアッププログラムは『Dell PowerEdge Installation and Systems Management CD』の ¥srvadmin¥Windows ディレクトリに入っています。 必要条件チェッカープログラムは、実際のインストールを起動せずにソフトウェアが機能するための必要条件を調べます。 このプログラムは、ソフトウェア機能のインストールや動作に影響する可能性のあるハードウェアとソフトウェアの情報をステータスウィンドウに表示します。
必要条件チェッカーには、情報、警告、エラーメッセージという 3 種類のメッセージが表示されます。
情報メッセージとは、管理者として認識しておくべき状況を説明したものです。 機能がインストールできなくなることはありません。
警告メッセージとは、ソフトウェア製品が標準インストール中にインストールされなくなる状況を示したものです。 警告の原因を解明してから、ソフトウェアのインストールを進めることをお勧めします。 続行する場合は、カスタムインストールを使ってソフトウェアを選択的にインストールできます。 たとえば、Intel ネットワークインタフェースカード(NIC)がシステムで検出されない場合は、次のメッセージが表示されます。
An Intel(R) NIC was not detected on this system. This will disable the "Typical" installation of the Intel(R) SNMP Agent.
(このシステムで Intel(R) NIC が検出されませんでした。 これによって Intel(R) SNMP エージェントの「標準」インストールが無効になります。)
Use the "Custom" installation setup type later during installation to select this feature if you have an Intel(R) NIC installed.
(Intel(R) NIC をインストールしている場合は、あとで「カスタム」インストールを使用して、 この機能を選択してください。)
エラーメッセージとは、ソフトウェア機能をインストールできない状況を説明したものです。 エラーの原因を解明してから、そのソフトウェア機能のインストールを進める必要があります。 問題を解決しなければ、ソフトウェア機能はインストールされません。
srvadmin¥windows¥PreReqChecker ディレクトリから RunPreReqChecks.exe /s を実行すると、この必要条件の確認作業をサイレントに実行できます。 詳細は、「必要条件チェッカー」を参照してください。
本項では、次の 2 つのインストールオプションを使って Server Administrator をインストールおよびアップグレードする方法について説明します。
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メモ:モジュラシステムの場合は、シャーシに取り付けたサーバーモジュールのそれぞれに Server Administrator をインストールする必要があります。 |
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メモ:アプリケーションの追加と削除 で現在インストールされている機能を検索できます。 |
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メモ:完全 MSI インストールを通じてのみ Dell OpenManage ソフトウェアバージョン 4.3 から 5.1 へアップグレードできます。 |
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メモ:PowerEdge 1650、2650、4600 システムに Server Administrator をインストールした後、Storage Management Service をインストールすることを選択した場合、システムの再起動が要求されます。 |
『Dell PowerEdge Installation and Server Management CD』には、Server Administrator や他の Managed System Software をインストールするための 簡易セットアップ オプションと カスタムセットアップ オプションがあります。
システムの CD ドライブに『Dell PowerEdge Installation and Server Management CD』をインストールすると、セットアッププログラムが必要条件チェッカーを呼び出し、これがシステムの PCI バスを使用してコントローラカードなどのインストールされているハードウェアを検索します。
必要条件チェッカーから Server Administrator のインストールを起動して、標準セットアップ オプションを選択すると、インストールするシステムのハードウェア構成に適した Managed System Software 機能のすべてがインストールまたはアップグレードされます。 標準セットアップ の実行方法の詳細については、『クイックインストールガイド』を参照してください。 このガイドには、必要条件チェッカーのユーザーインタフェース内のメニューから クイックインストールガイド クリックするとアクセスできます。
カスタムセットアップ オプションを選択すると、セットアッププログラムでシステムに適切なインストールオプションと識別されたソフトウェア機能の選択を解除できます。 標準セットアップ 中は、ハードウェア設定に適した機能がすべて事前選択されているため、インストールする機能のリストに追加することはできません。 Server Administrator の Storage Management Service は 標準セットアップ中にデフォルトでインストールされます。
以下に、カスタムセットアップ オプションを使用して Server Administrator やその他の Managed System Software をインストールおよびアップグレードする方法について説明します。
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メモ:Management Station および Managed System サービスは同じまたは異なるディレクトリにインストールできます。 インストールするディレクトリの選択が可能です。 |
CD のセットアッププログラムが自動的に開始しない場合は、システムのデスクトップで マイコンピュータ をダブルクリックするか Windows Explorer を開いて、CD ドライブのアイコンをダブルクリックし、srvadmin フォルダをダブルクリックし、windows フォルダをダブルクリックして、setup.exe ファイルをダブルクリックします。
Dell OpenManage Server Administrator の 必要条件状態画面が開き、管理先システムの必要条件の確認作業が実行されます。 それに関連する情報、警告、エラーなどのメッセージが表示されます。
Dell OpenManage Server Administrator インストールウィザードへようこそ 画面が開きます。
Dell ソフトウェア使用許諾契約 が表示されます。
セットアップの種類 ダイアログボックスが開きます。
カスタムセットアップ ダイアログボックスが開きます。
特定の Managed System Software アプリケーションを選択するには、機能リストの横にあるドロップダウン矢印をクリックし、ソフトウェアをインストールするかしないかを選択します。
選択した機能の隣にはハードドライブのアイコンが付きます。 選択解除した機能の隣に赤の X が付きます。 デフォルトでは、ハードウェアでサポートされていないソフトウェア機能が必要条件チェッカーで検出されると、選択が解除されます。
デフォルトのディレクトリパスを使って Managed System Software をインストールするには、次へ をクリックします。
別の場所にインストールする場合は 変更 をクリックして Managed System Software をインストールするディレクトリに移動してから OK をクリックします。 カスタムセットアップ ダイアログボックスに戻ります。
プログラムのインストール準備完了 ダイアログボックスが開きます。
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メモ:キャンセル をクリックすると、インストール処理をキャンセルできます。 インストールは加えた変更を元の状態に戻します。 インストール処理の最後の方で キャンセル をクリックした場合は、元の状態に正しく戻らず、システムがインストール未完了のままになることがあります。 「失敗したインストールのシステム回復」を参照してください。 |
Dell OpenManage Server Administrator のインストール 画面が開きます。 インストール中のソフトウェア機能の状態と進行状況を示すメッセージが表示されます。 選択した機能がインストールされると、インストールウィザード完了 ダイアログボックスが開きます。
システム再起動のプロンプトが表示されたら、インストールした Managed System Software のサービスを使用するためにシステムを再起動する必要があります。 システム再起動のプロンプトが表示されたら、次のいずれかの再起動オプションを選択します。
Citrix のインストールによって、ハードドライブの文字がすべて再マッピングされます。 たとえば、ドライブ C: に Server Administrator をインストールしてから Citrix をインストールすると、ドライブ文字 C: が M: に変更されます。 再マッピングの結果、Server Administrator が正常に機能しなくなります。
この問題を回避するには、次のいずれかのオプションを選択します。
オプション 1:
オプション 2:
Citrix をインストール後に、次のコマンドを入力します。
msiexec.exe /fa SysMgmt.msi
『Dell PowerEdge Installation and Server Management CD』には、Server Administrator や他の Managed System Software をアップグレードするための アップグレード オプションがあります。
システムの CD ドライブに『Dell PowerEdge Installation and Server Management CD』をインストールすると、必要条件チェッカープログラムがシステムの PCI バスを使用して、コントローラカードなどのインストールされているハードウェアを検索します。
セットアッププログラムによって、特定のシステムのハードウェア構成に適した Managed System Software 機能すべてがインストールまたはアップグレードされます。
システムに適した機能はすべて事前選択されているため、アップグレード中に、インストールする Managed System Software 機能のリストに追加することはできません。
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注意:Dell OpenManage Array Manager は現在サポートされていません。 Array Manager がインストールされた状態で(Dell OpenManage バージョン 4.3 以降がインストールされた)システムをアップグレードする場合、Array Manager はアップグレードプロセスにおいて削除されます。 代わりに Storage Management Service を使用できます。 |
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メモ:すべてのユーザー設定がアップグレード中に保持されます。 |
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メモ:アップグレード中、インストールする Management Station Software の機能リストに追加することはできません。 |
以下は、IT Assistant や他の Managed System Software をアップグレードする手順です。
CD のセットアッププログラムが自動的に開始しない場合は、システムのデスクトップで マイコンピュータ をダブルクリックするか Windows Explorer を開いて、CD ドライブのアイコンをダブルクリックし、srvadmin フォルダをダブルクリックし、windows フォルダをダブルクリックして、setup.exe ファイルをダブルクリックします。
Dell OpenManage Server Administrator の必要条件ステータス画面が開き、管理先システムの必要条件の確認作業が実行されます。 それに関連する情報、警告、エラーなどのメッセージが表示されます。
この画面は次に Dell OpenManage Server Administrator インストールウィザードの再開 画面に切り替わります。
Dell OpenManage Server Administrator のインストール 画面が開きます。 インストールまたはアップグレード中のソフトウェア機能の状態と進行状況を示すメッセージが表示されます。
選択した機能がインストールまたはアップグレードされると、インストールウィザード完了 ダイアログボックスが開きます。
システム再起動のプロンプトが表示されたら、インストールした Managed System Software のサービスを使用するにはシステムを再起動する必要があります。
また、基本ディスクからダイナミックディスクにアップグレードする場合など、オペレーティングシステムのディスクを変更する前にも再起動する必要があります。 システム再起動のプロンプトが表示されたら、次のいずれかの再起動オプションを選択します。
Windows インストーラパッチ(MSP)ファイルを使用して Managed System Software をアップグレードできます。 MSP ファイルはデルのサポートウェブサイト support.dell.com で入手できます。 MSP ファイルを適用するには、ファイルをダブルクリックするか、コマンドプロンプトウィンドウに次のコマンドを入力します。
Msiexec.exe /p filename.msp
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メモ:自動アップグレードには「/q」のような他の msiexec パラメータを使用できます。 |
Dell OpenManage Server Administrator インストールウィザードへようこそ ダイアログボックスが開きます。
プログラムのメンテナンス ダイアログボックスが開きます。
カスタムセットアップ ダイアログボックスが開きます。
選択した機能の隣にはハードドライブのアイコンが付きます。 選択解除した機能の隣に赤の X が付きます。 デフォルトでは、ハードウェアでサポートされていないソフトウェア機能が必要条件チェッカーで検出されると、その機能の選択が解除されます。
プログラムの変更準備完了 ダイアログボックスが開きます。
Dell OpenManage Server Administrator のインストール 画面が開きます。 インストール中のソフトウェア機能の状態と進行状況を示すメッセージが表示されます。
選択した機能がインストールされると、インストールウィザードの完了 ダイアログボックスが開きます。
システム再起動のプロンプトが表示されたら、インストールした Managed System Software のサービスを使用するにはシステムを再起動する必要があります。 システム再起動のプロンプトが表示されたら、次のいずれかの再起動オプションを選択します。
Dell OpenManage Server Administrator インストールウィザードへようこそ ダイアログボックスが開きます。
プログラムのメンテナンス ダイアログボックスが開きます。
プログラムの修復準備完了 ダイアログボックスが開きます。
Dell OpenManage Server Administrator のインストール 画面が開きます。 インストール中のソフトウェア機能の状態と進行状況を示すメッセージが表示されます。
選択した機能がインストールされると、インストールウィザードの完了 ダイアログボックスが開きます。
システム再起動のプロンプトが表示されたら、次のいずれかの再起動オプションを選択します。
Windows Microsoft Installer(MSI)は、インストールに失敗した場合にシステムを正常な状態に戻す機能も提供しています。 MSI は、インストール、アップグレード、またはアンインストール中に実行する標準的な処理ごとに「元に戻す」操作ができる仕組みになっています。 この操作には、削除や上書きが行われたファイルやレジストリキーや、その他のリソースが含まれます。 Windows では、インストールや削除中に削除または上書きされたファイルを一時的に保存しているため、必要に応じてロールバックして復元することができます。 インストールが正常に完了した後、バックアップ用の一時ファイルはすべて削除されます。
MSI(Microsoft Software Installer)の標準的な処理のロールバックのほか、Dell OpenManage ライブラリでは、ロールバックが発生した場合に各アプリケーションの INI ファイルに一覧になっているコマンドを元に戻すこともできます。 ロールバックが発生すると、Dell OpenManage インストール処理によって変更されたファイルがすべて元の状態に復元されます。
MSI エンジンはインストールシーケンスを実行する場合に、ロールバック処理としてスケジュールされている処理をすべて無視します。 カスタム処理、MSI 標準処理、または Dell OpenManage インストール処理に失敗した場合は、ロールバックが開始します。
いったんインストールが正常に完了したら、それをロールバックすることはできません。処理済みインストールは特定のインストールセッション中にコンピュータを保護するための安全網として用意されているだけです。 たとえば、インストールしたアプリケーションを削除したい場合は、単にそのアプリケーションをアンインストールしてください。
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メモ:ドライバのインストールと削除はインストール処理の一部として実行されないため、実行中に致命的エラーが発生した場合はロールバックできません。 |
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メモ:インストーラのクリーンアップ中やインストール処理の完了後にキャンセルしたインストール、アンインストール、アップグレードは、ロールバックされません。 |
ベンダーが提供する Windows の MSI パッチやアップデートは、ベンダーのオリジナル MSI パッケージに適用する必要があります。 故意または過失によって MSI をパッケージし直した場合や直接 MSI を変更した場合は、パッチやアップデートに失敗します。 MSI パッケージをパッケージし直してはいけません。パッケージし直すと、機能の構造や GUID が変わって、提供されたパッチやアップデートを壊してしまいます。 ベンダー提供の MSI パッケージに変更を加えなければならない場合は、常に .mst 変換ファイルを使用してください。
Windows にはレジストリがアクティブにするログ記録サービスが含まれており、Windows インストーラの問題の診断に役立ちます。 自動インストール中にこのサービスを有効にするには、Regedt32.exe でレジストリを開いて次のパスとキーを作成します。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥Software¥Policies¥Microsoft¥Windows¥Installer
Reg_SZ: Logging
Value: voicewarmup
値フィールドの文字の順序は自由です。 文字によって、オンになるログモードが異なります。 MSI バージョン 3.1 の場合、各文字の実際の機能は次のとおりです。
v - 冗長出力
o - ディスク容量不足メッセージ
i - 状態メッセージ
c - 初期 UI パラメータ
e - すべてのエラーメッセージ
w - 致命的でない警告
a - 処置の開始
r - 処置に固有の記録
m - メモリ不足または致命的終了の情報
u - ユーザー要求
p - 端末のプロパティ
+ - 既存ファイルに追加
! - 各行をログにフラッシュ
"*" - ワイルドカード、v オプション以外の全情報をログに記録します。 v オプションを含めるには、"/l*v" と指定します。
アクティブになると、生成されたログファイルは %TEMP% ディレクトリにあることがわかります。 このディレクトリには次のようなログファイルが生成されます。
必要条件チェッカーユーザーインタフェース(UI)が実行されている場合、これらの特有のログファイルはデフォルトによって作成されます。
Dell OpenManage ソフトウェアでは、インタラクティブインストール中に MSI エンジンのアップグレードが可能です。 自動インストールでは、インストールスクリプトに適切なコマンドを追加する必要があります。
展開スクリプトで次のコマンドを使用して MSI エンジンをアップグレードし(必要な場合)、System Management Software のインストール / アップグレードを行います。
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メモ:Dell OpenManage Systems Management および Management Station インストーラには MSI バージョン 3.1 以降が必要です。 Windows Server 2003(Service Pack なし)、Windows 2000 Server または Windows XP オペレーティングシステムを実行しているシステムを使用している場合は、MSI エンジンをアップデートします。 Windows Server 2003 SP1 または Windows Server 2003 x64 オペレーティングシステムを実行しているシステムを使用している場合は、MSI エンジンをアップデートする必要はありません。 |
:retry
start /wait msiexec /i SysMgmt.msi /qn
if %errorlevel% == 1613 (
REM UPGRADE THE WINDOWS INSTALLER ENGINE
start /wait WindowsInstaller-KB893803-v2-x86.exe /quiet /norestart
goto retry
)
if %errorlevel% == 1638 (
REM THIS IS A MINOR UPGRADE
start /wait msiexec /i SysMgmt.msi REINSTALL=ALL REINSTALLMODE=vomus/qn
)
『Dell PowerEdge Installation and Server Management CD』には、無人インストール手順として、標準セットアップ オプションと カスタムセットアップ オプションがあります。
無人インストールを使用すると、Server Administrator を複数のシステムに同時にインストールできます。 必要なすべての Managed System Software ファイルを含めた無人インストールパッケージを作成して、無人インストールを実行します。 無人インストールオプションは、無人インストールの設定、確認、情報表示などができる機能もいくつか提供しています。
無人インストールパッケージは、独立系ソフトウェアベンダー(ISV)のソフトウェア配布ツールを使用して、リモートシステムに配布されます。 パッケージが配布されると、インストールスクリプトが実行されてソフトウェアがインストールされます。
無人インストールオプションの 標準セットアップ は、無人インストールパッケージとして『Dell PowerEdge Installation and Server Management CD』使用します。 msiexec.exe /i SysMgmt.msi /qb プログラムで『Dell PowerEdge Installation and Server Management CD』にアクセスして、ソフトウェア使用許諾契約に同意すると、選択したリモートシステムに Server Administrator 機能の必要コンポーネントがすべてインストールされます。 msiexec.exe /i SysMgmt.msi /qb コマンドは、システムのハードウェア設定に基づいて、各リモートシステムに Server Administrator 機能をインストールします。
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メモ:無人インストールの完了後に、Server Administrator のコマンドラインインタフェース(CLI)機能を使用するには、別のコンソールウィンドウを開いて、そこから CLI コマンドを実行する必要があります。 Server Administrator をインストールしたコンソールウィンドウから CLI コマンドを実行しても機能しません。 |
『Dell PowerEdge Systems Management CD』の全内容を配布するか、ターゲットシステムから CD イメージの場所にドライブをマッピングすると、CD イメージをリモートシステムで使用できるようになります。
このタスクは、CD を直接共有するか、CD 全体をドライブにコピーしてコピーを共有することで達成できます。
msiexec.exe /i マッピング先ドライブsrvadmin¥windows¥SystemsManagement¥SysMgmt.msi /qb プログラムが実行して各リモートシステムに Server Administrator をインストールします。
msiexec.exe /i CDドライブ srvadmin¥windows¥SystemsManagement¥SysMgmt.msi /qb プログラムが実行して各リモートシステムに Server Administrator をインストールします。
カスタム無人インストールパッケージを作成するには、次の手順を実行してください。
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メモ:カスタム無人インストールの場合は、必要な機能のそれぞれをコマンドラインインタフェース(CLI)のパラメータとして含める必要があります。 |
たとえば、msiexec.exe /i SysMgmt.msi ADDLOCAL=SA,IWS,BRCM /qb のようになります。詳細と使用可能な機能 ID については、次の「カスタマイズパラメータ」を参照してください。
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メモ: カスタムセットアップ 無人インストールで使用する Server Administrator 用 SysMgmt.msi インストールパッケージ(「カスタム無人インストールパッケージの作成と配布」を参照)は、srvadmin¥windows¥SystemsManagement ディレクトリにあります。 |
管理下システム MSI のインストールでは、次のコマンドを実行して、無人インストールを実行すると共にログファイルの場所を指定します。
Msiexec.exe /i SysMgmt.msi /l*v "C:¥openmanage¥logs¥SysMgmt.log"
無人インストールには次の機能があります。
表 6-1 は、MSIExec.exe MSI インストーラで使用できるオプション設定です。 コマンドラインで msiexec.exe の後に各オプション設定をスペースで区切って入力します。
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メモ:Windows インストーラツールの全コマンドラインスイッチの詳細については、support.microsoft.com を参照してください。 |
設定 |
結果 |
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/i <パッケージ|製品コード> | このコマンドで製品のインストールまたは設定を行うことができます。 /i SysMgmt.msi – これは Server Administrator Software をインストールします。 |
/i SysMgmt.msi /qn | このコマンドはバージョン 5.1 の新規インストールを実行します。 また、このコマンドはバージョン 4.3 から 5.1 へのメジャーアップグレードも実行します。 Windows Server 2003(Service Pack なし)、Windows 2000 Server、または Windows XP オペレーティングシステムを実行しているシステムを使用している場合、このコマンドを実行する前に MSI をアップデートする必要があります。 MSI エンジンのアップグレードおよび Systems Management Software のインストール / アップグレードに関する情報は、「MSI エンジンのアップグレード」を参照してください。 |
/i SysMgmt.msi REINSTALL=ALL REINSTALLMODE=vomus /qn | このコマンドは、バージョン 4.3 からバージョン 4.4 のようなマイナーアップグレードを実行します。 Windows Server 2003(Service Pack なし)、Windows 2000 Server、または Windows XP オペレーティングシステムを実行しているシステムを使用している場合、このコマンドを実行する前に MSI をアップデートする必要があります。 MSI エンジンのアップグレードおよび Systems Management Software のインストール / アップグレードに関する情報は、「MSI エンジンのアップグレード」を参照してください。 |
/x <パッケージ|製品コード>
| このコマンドで製品をアンインストールすることができます。 /i SysMgmt.msi – これは Server Administrator Software をアンインストールします。 |
/q[n|b|r|f] | ユーザーインタフェース(UI)のレベルを設定します。 /q or /qn – UI なし。 このオプションは無人のサイレントインストールに使用されます。 |
/f[p|o|e|d|c|a|u|m|s|v]<パッケージ|製品コード> | このコマンドで製品を修復することができます。 /fp – ファイルが足りない場合にのみ、製品を再インストールします。 /fo – ファイルが足りない場合、またはファイルの古いバージョンがインストールされている場合に、製品を再インストールします。 /fe – ファイルが足りない場合、またはファイルの古いまたは同じバージョンがインストールされている場合に、製品を再インストールします。 /fo – ファイルが足りない場合、またはファイルの古いまたは違うバージョンがインストールされている場合に、製品を再インストールします。 /fc – ファイルが足りない場合、または保存されているチェックサムの値が計算値と一致しない場合に、製品を再インストールします。 /fa – このオプションで全ファイルを強制的に再インストールします。 /fu – 必要なユーザー指定レジストリエントリのすべてを書き換えます。 /fm – 必要なユーザー指定レジストリエントリのすべてを書き換えます。 /fs – このオプションは、既存のあらゆるショートカットを上書きします。 /fv – このオプションは、ソースから実行され、ローカルパッケージを再キャッシュします。 アプリケーションまたは機能の初回インストールには /fv 再インストールオプションを使用しないでください。 |
INSTALLDIR=<パス> | 指定した場所に製品をインストールします。 このスイッチでインストールディレクトリを指定した場合、CLI インストールコマンドの実行前に手動で作成しておく必要があります。これを行わないと、実行は失敗し、その失敗の理由を示すエラーやメッセージも表示されません。 /i SysMgmt.msi INSTALLDIR=c:¥OpenManage /qn – このコマンドは、インストール場所として c:¥OpenManage を使用し、製品を固有の場所にインストールします。 |
たとえば、msiexec.exe /i SysMgmt.msi /qn を実行すると、システムのハードウェア構成に基づいて、各リモートシステムに Server Administrator の機能がインストールされます。 このインストールは無人でサイレントに行われます。
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メモ:大文字と小文字が区別されるため、ADDLOCAL、REINSTALL、REMOVE CLI の各パラメータを大文字で入力します。 |
ADDLOCAL、REINSTALL、REMOVE のカスタマイズ CLI パラメータを使用すると、インストール、再インストール、またはアンインストールをサイレントまたは無人で実行するときに、ソフトウェア機能を指定してカスタマイズできます。 カスタマイズパラメータでは、同じ無人インストールパッケージを使って異なるシステムでソフトウェア機能を選択的にインストール、再インストール、アンインストールできます。 たとえば、特定のサーバーグループでは Server Administrator はインストールして Remote Access Service(リモートアクセスサービス)をインストールせず、別のサーバーのグループでは Server Administrator をインストールして Storage Management Service をインストールしないなどの選択ができます。 また、特定のサーバーグループから 1 つまたは複数の機能をアンインストールすることもできます。
コマンドラインに ADDLOCAL カスタマイズパラメータを含め、インストールするソフトウェア機能の ID を割り当てます。 例:
msiexec.exe /i SysMgmt.msi ADDLOCAL=BRCM /qb
このコマンドは、無人の非サイレントモードで Dell OpenManage Systems Management のインストールを実行して、Broadcom エージェントだけをインストールします。
コマンドラインに REINSTALL カスタマイズパラメータを含め、再インストールするソフトウェア機能の ID を割り当てます。 例:
msiexec.exe /i SysMgmt.msi REINSTALL=BRCM /qb.
このコマンドは、無人の非サイレントモードで Dell OpenManage Systems Management を実行して、Broadcom エージェントだけを再インストールします。
コマンドラインに REMOVE カスタマイズパラメータを含め、アンインストールするソフトウェア機能の ID を割り当てます。 例:
msiexec.exe /i SysMgmt.msi REMOVE=BRCM /qb.
このコマンドは、無人の非サイレントモードで Dell OpenManage Systems Management のアンインストールを実行して、Broadcom エージェントだけをインストールします。
msiexec.exe プログラムの 1 度の実行で、機能をインストール、再インストール、アンインストールすることもできます。 例:
msiexec.exe /i SysMgmt.msi ADDLOCAL=INTEL REMOVE=BRCM /qb
このコマンドは Managed System Software のインストールを実行して、Intel エージェントのインストールと、Broadcom エージェントのアンインストールを同時に実行します。 これは無人で実行されますが、サイレントモードではありません。
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メモ:グローバル一意識別子(GUID)は 128 ビット長で、GUID の生成に使用されるアルゴリズムによって各 GUID が一意になります。 製品 GUID はアプリケーションを固有に識別します。 この場合、Server Administrator の製品 GUID は {89C7A9F7-2C31-4739-842D-F037B6C9B674} です。 |
アプリケーションのイベントログエントリも SysMgmt.log ファイルに記録されます。 表 6-3 に、msiexec.exe Windows インストーラエンジンによって返されるエラーコードをいくつか示します。
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メモ:msiexec.exe および InstMsi.exe Windows インストーラ機能から返される全エラーコードの詳細については、support.microsoft.com を参照してください。 |
Server Administrator Managed System Software の機能をアンインストールするには、『Dell PowerEdge Installation and Server Management CD』かオペレーティングシステムを使用します。また、複数のシステムで同時に無人アンインストールを実行することもできます。
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メモ:PowerEdge 1650、2650、4600 システムの Server Administrator をアンインストールした後、Storage Management Service をアンインストールすることを選択した場合、システムの再起動が要求されます。 アップグレードされたファイルを使用中の場合、再起動を要求されることがあります。 |
CD のセットアッププログラムが自動的に開始しない場合は、システムのデスクトップで マイコンピュータ をダブルクリックするか Windows Explorer を開いて、CD ドライブのアイコンをダブルクリックし、srvadmin フォルダをダブルクリックし、windows フォルダをダブルクリックして、setup.exe ファイルをダブルクリックします。
Dell OpenManage Server Administrator の必要条件ステータス画面が開き、管理下システムの必要条件の確認作業が実行されます。 チェック中に、情報、警告、エラーなどの関連するメッセージが表示されます。
Dell OpenManage Server Administrator インストールウィザードへようこそ 画面が開きます。
プログラムのメンテナンス ダイアログボックスが開きます。
このダイアログで、プログラムの変更、修復、削除などができます。
プログラムの削除 ダイアログボックスが開きます。
OpenManage Server Administrator のアンインストール 画面が開きます。 アンインストール中のソフトウェア機能の状態と進行状況を示すメッセージが表示されます。
選択した機能がアンインストールされると、インストールウィザードの完了 ダイアログボックスが開きます。
システム再起動のプロンプトが表示されたら、アンインストールに成功するためにシステムを再起動する必要があります。 システム再起動のプロンプトが表示されたら、次のいずれかの再起動オプションを選択します。
Server Administrator の全機能がアンインストールされます。
プログラムの追加と削除 ダイアログボックスが開きます。
Dell OpenManage Server Administrator 画面が開きます。 アンインストール中のソフトウェア機能の状態と進行状況を示すメッセージが表示されます。
システム再起動のプロンプトが表示されたら、アンインストールに成功するにはシステムを再起動する必要があります。 システム再起動のプロンプトが表示されたら、次のいずれかの再起動オプションを選択します。
Server Administrator の全機能がアンインストールされます。
アンインストール中にインストール CD または MSI パッケージを使用できない場合は、次のコマンドラインを使って Dell OpenManage Systems Management Software を Windows で実行中の管理下システムまたは管理ステーションからアンインストールできます。 このような場合には、パッケージ GUID を使って製品をアンインストールできます。
Managed System では次のコマンドを使用します。
msiexec.exe /x {89C7A9F7-2C31-4739-842D-F037B6C9B674}
Management Station では次のコマンドを使用します。
msiexec.exe /x {DA60872C-9147-4A6E-9AEF-95BAB5EF3A3B}
『Dell PowerEdge Installation and Server Management CD』には無人アンインストールの手順が入っています。 無人アンインストールを使用すると、Management Station Software を複数のシステムから同時にアンインストールできます。 無人アンインストールパッケージは、ISV ソフトウェア配布ツールを使用して、リモートシステムに配布します。 パッケージが配布されると、アンインストールスクリプトが実行して、ソフトウェアがアンインストールされます。
『Dell PowerEdge Installation and Server Management CD』は無人アンインストールパッケージとして動作するように事前設定されています。 パッケージを 1 つまたは複数のシステムに配布するには、次の手順に従います。
msiexec.exe /i CDドライブ¥ srvadmin¥windows¥SystemsManagement¥SysMgmt.msi /qb プログラムが実行して各リモートシステムに Managed System Software をアンインストールします。
表 6 -1 は、無人アンインストールで使用できる無人アンインストールのコマンドラインを示します。 コマンドラインで msiexec.exe /x SysMgmt.msi の後に各設定をスペースで区切って入力します。
たとえば、msiexec.exe /x SysMgmt.msi /qb を実行すると、無人アンインストールが実行され、実行中にその状態が表示されます。
msiexec.exe /x SysMgmt.msi /qn を実行すると無人アンインストールが実行されますが、サイレントモード(表示ウィンドウなし)で行われます。
Altiris Deployment Solutionなどのサードパーティの導入ソフトウェアを用いて、Managed System Software を対応 Dell システムにインストールすることができます。 Altiris を使って Managed System Software を配布し、インストールするには、Altiris アプリケーションを起動し、OpenManage_Jobs.bin(『Dell PowerEdge Installation and Server Management CD』の ¥srvadmin¥support¥Altiris)をインポートします。インポート先のジョブフォルダを指定します。 導入環境に一致させるために、スクリプトの実行 および ファイルのコピー タスクの変更が必要な場合があります。 完了したら、Altiris Deployment Solution 内から管理されている対応 Dell システム上で実行するようにジョブをスケジュールすることができます。