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Dell OpenManage™ ソフトウェアクイックインストールガイド |
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Server Assistant を使用した オペレーティングシステムのインストール | ![]() |
テクニカルサポートのご利用について |
システムをすぐに起動するには、付属の CD をお使いください。一貫性と信頼性のある結果と、問題のないオペレーションを実現します。このCD は次の機能を提供しています。
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メモ:Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise サーバーオペレーティングシステムを実行中のシステムでマニュアルを表示するには、該当の言語ディレクトリから index.htm を立ち上げてください。 |
Systems Management Software キットには次のコンポーネントが含まれています。
システムアクセサリボックスの内容を、システムに添付される梱包内容明 細書または送り状と照らし合わせてください。コンポーネントに不足や損傷があった場合は、送り状の日付から 30 日以内にデルまでお電話いただくと無償で交換いたします。詳細については、「テクニカルサポートのご利用について」を参照してください。
Dell OpenManage Systems Management Software は、PowerEdge および Dell™PowerVault™ システム向けアプリケーションプログラムのスイートです。このソフトウェアを使用すると、監視、通知、リモートアクセスなどの機能を使ってシステムを主体的に管理できます。
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メモ: 診断プログラムは現在 Server Administrator では使用できません。システムで診断プログラムを実行するには、『Dell PowerEdge Service and Diagnostic Utilities CD』から、またはデルサポートウェブサイト、support.dell.com. から Dell PowerEdge Diagnostics をダウンロードして、インストールしてください。 Dell PowerEdge Diagnostics は、Server Administrator をインストールしなくても実行可能なスタンドアロンアプリケーションです。 |
Dell OpenManage ソフトウェア製品で管理する個々のシステムを管理下システムと呼びます。管理下システムのアプリケーションには、Server Administrator および Remote Access Controller (RAC) ソフトウェア等があります。
管理ステーションは、中央から 1 台以上の管理下システムをリモートで管理するために使用します。
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メモ: Dell OpenManage Management Station Software(Array Manager Console インストール済み)が検出された場合、Dell OpenManage Array Manager Console(管理ステーション用)は、Windows でのみ利用可能です。できるのはアップグレードだけです。 |
図 1-1 は、管理ステーションと管理下システムの関係を示しています。図 1-1 また、管理システムにインストールできるオペレーティングシステムと Dell OpenManage ソフトウェア製品も示しています。
図 1-1. 管理ステーションと管理システムの例
表 1-1 は、Dell OpenManage 製品を説明しています。
表 1-1. Dell OpenManage Systems Management Software アプリケーション
機能 |
ソフトウェア製品 |
CD |
説明 |
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サーバーの設定とオペレーションシステムのインストール | Server Assistant | Installation and Server Management | このユーティリティは次の機能を提供します。
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ローカルシステムの管理(RAID の設定および管理を含む) | Server Administrator | Installation and Server Management | 個々の Dell システムを一貫した方法で総合的にモニタ、設定、管理する PowerEdge システム用の管理ソリューションです。 Server Administrator は次の機能を提供しています。
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ローカルおよびリモートの システム管理 | Remote access controller(DRAC 5、DRAC 4、DRAC III、DRAC III/XT、DRAC/MC、ERA、ERA/O、 ERA/MC) | Installation and Server Management | これらのハードウェアおよびソフトウェア
ソリューションは、次の機能を実行
します。
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状態とその報告 | IT Assistant | Systems Management Consoles | Systems Management コンソールプログラム。通常 1 台の管理ステーションにインストールされ、情報の収集や管理システムの一覧表示ができます。 IT Assistant は次の機能を実行します。
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リモート管理 | Remote Access Controller Utility | Systems Management Consoles | このソフトウェアソリューションは、次の機能を実行します。
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BMC 管理ユーティリティ | Systems Management Consoles | IPMI プロトコルを使って、ベースボード管理コントローラ(BMC)搭載コンピュータのリモート管理と設定を行うユーティリティ。 | |
Dell 専用 Microsoft Active Directory® オブジェクトの管理 | Active Directory Snap-in Utility | Systems Management Consoles | Microsoft Active Directory に拡張スナップインを提供。これによって Dell専用 Active Directory オブジェクトの管理が可能になります。Dell-仕様のスキーマクラス定義およびそのインストールも、この
CD に含まれています。 Dell 専用のスキーマクラスが Active Directory スキーマに追加されているときにこのオプションを使用できます。 |
ドライバの識別およびインストール | システムソフトウェア抽出ユーティリティ | Service and Diagnostic Utilities | システムをアップデートするための ドライバとユーティリティを提供。 |
ソフトウェアのアップデート | Server Update Utility および Dell Update Packages | Server Update Utility メモ: サブスクリプションサービスキットにのみ同梱されます。 |
Server Update Utility と Dell Update Packages を介して、システムに新しいバージョンのソフトウェアを提供。 |
オペレーティングシステムをインストール済みかどうかの確認は次の手順で 行います。
ブート可能なドライブがない、またはオペレーティング システムが見つからない旨のメッセージが表示された場合、そのシステムには オペレーティングシステムがインストールされていません。『オペレーティングシステム CD』を用意して、次の手順から処理を継続します。
オペレーティングシステムをインストール済みの場合、この作業は不要です。システムに添付されるオペレーティングシステムの インストール手順 に関するマニュアルを用意し、それに従ってインストール作業を実行します。
次の手順でシステムにオペレーティングシステムをインストールします。
システムの起動中には以下のオプションが利用可能です。
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メモ:10 秒以内にオプションを選択しないと、システムは CD から自動的に起動します。 |
RAID のインストールの詳細については、『Documentation CD』の「RAID 入門」を参照してください。
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メモ: Server Assistant を使用して対応のオペレーティングシステムをインストールすると、Server Assistant により Systems Management Software のインストールに必要なファイルがハードドライブに自動的にコピーされ、[Server Administrator のインストール] および [Server Administrator インストールファイルの削除] アイコンがデスクトップに表示されます。 |
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メモ: Server Administrator のインストール アイコンを使うと、インストール CD を使わずに Server Administrator をインストールできます。 Windows を実行しているシステムでは、このアイコンをクリックすると、標準のインストールインタフェースが表示されます。 Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise Server を実行しているシステムで、このアイコンをクリックすると、Server Administrator のカスタムインストールスクリプトが実行されます。Server Administrator をインストールしない場合は、Server Administrator インストールファイルの削除 アイコンをクリックすると、インストールファイルを削除できます。続行を許可すると、アイコンを含め、Server Administrator のすべてのファイルが削除されます。 |
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メモ: Windows オペレーティングシステムのインストールでは、 4 GB 以上の物理メモリがインストールされている場合、ハードウェア設定によっては オペレーティングシステムのインストール後に追加手順を実行してすべてのメモリを活用できるようにする 必要があります。物理アドレス拡張(PAE)の詳細については、次を参照してください。 |
セットアッププログラムでは、標準セットアップ オプションおよび カスタムセットアップ の両オプションが提供されます。標準セットアップオプション(推奨)では、システム管理に必要と検知されたソフトウェアコンポーネントがすべて自動的にインストールされます。カスタムセットアップオプションでは、インストールするソフトウェアコンポーネントを自由に選択できます。このマニュアルの手順は 標準セットアップ オプションに基づいています。カスタムセットアップ の詳細については、『Dell OpenManage インストールとセキュリティユーザーズガイド』を参照してください。
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注意:現在、Dell OpenManage Array Manager はサポートされていません。Array Manager をインストールした状態でシステム(Dell OpenManage バージョン 4.3 以降をインストール済み)をアップグレードすると、アップグレード進行中に Array Manager が削除されます。Server Administrator Storage Management Service を代わりに使用することができます。 |
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メモ:カスタムインストールおよびその他の詳細については、『インストールとセキュリティユーザーズガイド』を参照してください。Management Station Software とManaged System Software は、同一または異なるディレクトリにインストールすることができます。インストール先のディレクトリは選択可能です。 |
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メモ:現在サポートされているシステムの一覧は、『Installation and Server Management CD』 にあるインストールの readme ファイルを参照してください。インストールの readme ファイル readme_ins.txt は、 CD の srvadmin/docs/readme ディレクトリにあります。 |
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メモ: Systems Management software の 4.2 または それ以前のバージョン(>=3.0)がインストールされている場合、直接 5.1 バージョンにアップグレードできません。以前の設定を維持するためには、まず 4.3 バージョンにアップグレードしてから 5.1 バージョンにアップグレードして、最新のソフトウェアにアップデートします。バージョン 4.3 は、デルサポートサイト(support.dell.com)で入手できます。 |
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メモ:管理システムに Managed System Software をインストールする前に、オペレーティングシステムのメディアを使って SNMP エージェントをインストールします。 |
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メモ: Server Assistant の再起動を避けるため、システムを再起動する場合は、『Installation and Server Management CD』を取り出してください。 |
デバイスドライバは『Service and Diagnostic Utilities CD』に入っています。デバイスドライバを確認するには、Windows で マイコンピュータ を右クリックし、管理 を選択して デバイスマネージャ をクリックします。 自動的にセットアッププログラムが起動します。起動しない場合は、スタート ボタン、ファイル名を指定して実行 の順にクリックし、 x:\srvadmin\windows\setup.exe と入力します
( x は CD ドライブのドライブ文字)。セットアッププログラムによって必要条件チェッカーユーティリティが起動します。
セットアッププログラムによって、ハードウェアに すべてのManaged System Software が自動的にインストールされます。
sh srvadmin-install.sh --express
sh srvadmin-install.sh -x
このスクリプトにより、システム構成に対応した標準ソフトウェアスイートがインストールされます。
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メモ:RPM インストールの出力をログするには、上記の実行シェルスクリプトに 2>&1 | tee –a /var/log/srvadmin.log を追加します。その結果、コマンドは sh srvadmin-install.sh 2>&1|tee –a /var/log/srvadmin.log となります。 |
Dell OpenManage を VMware ESX Server ソフトウェアと一緒にインストールするには、特別の手順が必要になります。この特別手順は Dell OpenManage のバージョンと ESX Server のバージョンによって異なり、サポートされるのは両バージョンの限られた組み合わせに限ります。詳細については、www.dell.com/vmware のリソースセンターにある VMware の『Systems Compatibility Guide(システム互換性ガイド)』および VMware の『ESX Server Deployment Guide(ESX Server 導入ガイド)』を参照してください。 Dell OpenManage の対応バージョンをインストールする手順は『ESX Server Deployment Guide(ESX Server 導入ガイド)』にあります。
標準インストールでは、IT Assistant と RAC コンソールがインストールされます。いずれか一方のみまたは、 BMC 管理ユーティリティ等のその他の機能をインストールしたい場合は『Dell OpenManage インストールとセキュリティユーザーズガイド』の「カスタムインストール」の項を参照してください。
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メモ: Management Station Software と Managed System Software は、同一または異なるディレクトリにインストールすることができます。インストール先のディレクトリは選択可能です。 |
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メモ: Windows の場合、 Management Station Applications は Windows XP Professional、 Windows 2000 Professional(SP4)、Windows Server™ 2003 シリーズ(Small Business Server [SBS] と R2 を含む)、Windows Storage Server 2003 R2 および Windows 2000 Server シリーズ(SBS を含む)を実行しているシステムのみで稼動し、対応する Windows、Red Hat Enterprise Linux および SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムを実行しているシステムを管理できます。しかし、IT Assistant は、Windows Server 2003 SBS または Windows 2000 Server SBS オペレーティングシステムではサポートされていません。 |
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メモ: Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステムおよび SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムには RAC コンソールおよび BMC 管理ユーティリティのみが対応しています。 |
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メモ: IT Assistant は、Windows Server 2003 Standard と Windows Server 2003 Enterprise Editions の 64 ビットバージョンには対応していません。 |
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メモ: IT Assistant のインストールは、バージョン 4.3 以前のSystems Management Software を登載したシステムではサポートされていません。システムに Systems Management software の 4.2 またはそれ以前のバージョン(>=3.0)がインストールされている場合、直接 5.1 バージョンにアップグレードできません。以前の設定を維持するためには、まず 4.3 バージョンにアップグレードしてから 5.1 バージョンにアップグレードして、最新のソフトウェアにアップデートします。バージョン 4.3 は、Dell サポートサイト(support.dell.com)で入手できます。 |
管理ステーションにアプリケーションをインストールするには、次の手順を実行してください。
自動的にセットアッププログラムが起動します。起動しない場合は、スタート ボタン、ファイル名を指定して実行 の順にクリックし、x:\windows\setup.exe と入力します(x はCD ようこそ 画面が表示されます。 使用許諾契約 画面が表示されます。 セットアップの種類 画面が表示されます。 インストールの準備完了 画面が表示されます。 Dell OpenManage Management Station のインストール 画面が表示されます。メッセージが開き、インストールしているソフトウェアコンポーネントの状態と進行状況が表示されます。 選択したコンポーネントがインストールされると、インストールウィザードの完了 ダイアログボックスが表示されます。 Management Station Software スイートの BMC 管理ユーティリティおよび RAC コンポーネントは、対応の Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムを実行している管理ステーションで使用することができます。 管理ステーションに BMC 管理ユーティリティをインストールするには、次の手順を実行してインストールプログラムを
起動します。
ドライブのドライブ文字)。セットアッププログラムによって必要条件チェッカーユーティリティが起動します。
対応 Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステムまたは SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムへの Management Station Software のインストール
RAC Management Station コンポーネントをインストールする場合、以下の手順で インストールプログラムを起動してください。
『Service and Diagnostic Utilities CD』には、システムのアップデートに使用するデバイスドライバとシステムユーティリティが含まれています。ドライバとユーティリティを使用するには、ディスケットかシステムのハードドライブにコピーする必要があります。
ドライバ、および Dell OpenManage アプリケーションの最新の製品情報を入手するには、デルサポートウェブサイトの support.dell.com にアクセスしてください。
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メモ:『Service and Diagnostic Utilities CD』は Windows を実行しているシステムでのみ実行できます。 Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムを実行しているシステム用のドライバを抽出するには、Windows を実行しているシステムで『Service and Diagnostic Utilities CD』を使用して、選択したファイルを最終的な送信先システムにコピーするか共有する必要があります。 |
自動的にセットアッププログラムが起動します。起動しない場合は、スタート ボタン、ファイル名を指定して実行 の順にクリックし、x:\setup.exe と入力します(x はCD ドライブ システムがファイルを保存する場所をプロンプトします。ファイルは圧縮フォーマットで配信されます。ファームウェアファイルの場合は通常、抽出用のディスケットが必要です。 ドライバおよび Dell OpenManage アプリケーションバージョンの詳細については、『Dell OpenManage Server Administrator 互換性ガイド』を参照してください。 『Dell PowerEdge Server Update Utility CD』は、サブスクリプションサービスキットにのみ付属する CD で、Dell OpenManage Server Update Utility (SUU)および Dell Update Packages(DUP)用ソフトウェアの新しいバージョンを提供しています。 Microsoft Windows および Linux 向けの SUU は、別の CD で提供されます。
のドライブ文字)。
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メモ:Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムでは、-g(グラフィカルモード)のオプションが使用できるのは X Window システムからのみです。 |
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メモ:Server Administrator の Server Administrator Instrumentation Service で IPMI ベースの情報と機能を提供するには、最小バージョンの OpenIPMI ドライバが必要です。必要な最小バージョンは、オペレーティングシステムによって違います。詳細に関しては、『インストールとセキュリティユーザーズガイド』を参照してください。 |
Dell Update Packages:
SUU で アップデート をクリックすると、システムに適用可能な Dell Update Packages を判断し、自動的にインストールを行います。
詳細については、『Dell OpenManage Server Update Utility ユーザーズガイド』を参照してください。
インストール完了後すぐに、お使いのオペレーションシステム用の最新セキュリティパッチ、ホットフィックス、サービス、サポートパック などをダウンロードしてインストールすることをお勧めします。オペレーションシステムは、www.microsoft.com、www.redhat.com、または www.novell.com からダウンロードできます。
デルのテクニカルサポートにお問い合わせになる前に、デルのサポートウェブサイト support.dell.com を参照してください。サポートに関する詳しい情報は、システムに付属の『ハードウェアオーナーズマニュアル』の「困ったときは」を参照し、国や地域別の電話、ファックス、インターネットでのデルへのお問い合わせ方法を入手してください。
Antes de entrar em contato com a Dell para obter assistência técnica, consulte o site de suporte na Web: support.dell.com. Você precisará do número da sua etiqueta de serviço para identificação de seu equipamento. Caso necessite de suporte técnico adicional, é fornecida assistência técnica para hardware ao proprietário original do equipamento. Esse serviço está disponível de segunda a sexta-feira, das 7 às 19:00h, em português. Telefone: 0800-90-3355.
デルのエンタープライズトレーニングまたは資格プログラムについては、www.dell.com/training を参照してください。このサービスは地域によっては提供されていない場合があります。
このマニュアルに記載される内容は予告なしに変更される場合があります。
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このマニュアルで使用されている商標:Dell、DELL ロゴ、Dell OpenManage、PowerEdge、Power Vault、および PowerConnect は Dell Inc.の商標です。Windows Server はMicrosoft Corporation の商標、Microsoft Windows、および Active Directory は Microsoft Corporation の登録商標です。Red Hat は Red Hat, Inc.の登録商標です。 SUSE は米国およびその他の国での Novell, Inc.の登録商標です。
商標または製品の権利を主張する事業体を表すためにその他の商標および社名が使用されていることがあります。これらの商標や会社名は Dell Inc. に所属するものではありません。
2006 年 5 月