Dell OpenManage™ ソフトウェアクイックインストールガイド

bullet

Dell™ PowerEdge™ システムの最大活用法

bullet

管理ステーションへの Systems Management Software のインストール

bullet

Systems Management Software キットの内容の確認

bullet

ドライバおよびユーティリティのアップデート

bullet

Systems Management Software の概要

bullet

セキュリティ パッチとホットフィックス

bullet Server Assistant を使用した オペレーティングシステムのインストール bullet テクニカルサポートのご利用について

bullet

管理下システムへの Systems Management Software のインストール

  

『クイックインストールガイド』 は、『Dell PowerEdge Installation and Server Management CD』、『Dell Systems Management Consoles CD』、『Dell PowerEdge Documentation CD』から、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語日本語、簡体字中国語で入手できます。

Dell™ PowerEdge™ システムの最大活用法

システムをすぐに起動するには、付属の CD をお使いください。一貫性と信頼性のある結果と、問題のないオペレーションを実現します。このCD は次の機能を提供しています。

メモ:Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise サーバーオペレーティングシステムを実行中のシステムでマニュアルを表示するには、該当の言語ディレクトリから index.htm を立ち上げてください。

トップに戻る


Systems Management Software キットの内容の確認

Systems Management Software キットには次のコンポーネントが含まれています。

システムアクセサリボックスの内容を、システムに添付される梱包内容明 細書または送り状と照らし合わせてください。コンポーネントに不足や損傷があった場合は、送り状の日付から 30 日以内にデルまでお電話いただくと無償で交換いたします。詳細については、「テクニカルサポートのご利用について」を参照してください。

トップに戻る


Systems Management Software の概要

Dell OpenManage Systems Management Software は、PowerEdge および Dell™PowerVault™ システム向けアプリケーションプログラムのスイートです。このソフトウェアを使用すると、監視、通知、リモートアクセスなどの機能を使ってシステムを主体的に管理できます。

メモ: 診断プログラムは現在 Server Administrator では使用できません。システムで診断プログラムを実行するには、『Dell PowerEdge Service and Diagnostic Utilities CD』から、またはデルサポートウェブサイト、support.dell.com. から Dell PowerEdge Diagnostics をダウンロードして、インストールしてください。 Dell PowerEdge Diagnostics は、Server Administrator をインストールしなくても実行可能なスタンドアロンアプリケーションです。

Dell OpenManage ソフトウェア製品で管理する個々のシステムを管理下システムと呼びます。管理下システムのアプリケーションには、Server Administrator および Remote Access Controller (RAC) ソフトウェア等があります。

管理ステーションは、中央から 1 台以上の管理下システムをリモートで管理するために使用します。

メモ: Dell OpenManage Management Station Software(Array Manager Console インストール済み)が検出された場合、Dell OpenManage Array Manager Console(管理ステーション用)は、Windows でのみ利用可能です。できるのはアップグレードだけです。

図 1-1 は、管理ステーションと管理下システムの関係を示しています。図 1-1 また、管理システムにインストールできるオペレーティングシステムと Dell OpenManage ソフトウェア製品も示しています。

図 1-1. 管理ステーションと管理システムの例

表 1-1 は、Dell OpenManage 製品を説明しています。

表 1-1. Dell OpenManage Systems Management Software アプリケーション 

機能

ソフトウェア製品

CD

説明

サーバーの設定とオペレーションシステムのインストール Server Assistant

Installation and Server Management

このユーティリティは次の機能を提供します。
  • RAID コントローラとネットワークインターフェースを含む順を追ったシステム設定
  • Windows、Red Hat Enterprise Linux、SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムのインストールのサポート
  • PowerEdge システム用の Dell 最適化デバイスドライバ
ローカルシステムの管理(RAID の設定および管理を含む) Server Administrator Installation and Server Management 個々の Dell システムを一貫した方法で総合的にモニタ、設定、管理する PowerEdge システム用の管理ソリューションです。

Server Administrator は次の機能を提供しています。

  • セキュリティ管理
  • コマンドラインインタフェース(CLI)
  • 広範囲のログ収集
  • ホストベース RAID サブシステムの設定と状態のレビューとレポート
  • ユーザーインターフェースに表示されたエラーとパフォーマンス詳細情報へのクイックアクセス
  • ローカルシステムのリモート管理をローカルで管理およびサポート
  • システムにローカルに取り付けられた RAID および 非 RAID ディスクストレージ の設定機能の強化
  • 内蔵グラフィカル表示によるストレージ管理情報
  • 監視下システムに接続しているローカルおよびリモートのストレージの状態
  • SAS、SCSI、SATA、ATA のサポート(ファイバチャネルを除く)
ローカルおよびリモートの システム管理 Remote access controller(DRAC 5、DRAC 4、DRAC III、DRAC III/XT、DRAC/MC、ERA、ERA/O、 ERA/MC) Installation and Server Management これらのハードウェアおよびソフトウェア ソリューションは、次の機能を実行 します。
  • システムに関する警告メッセージを発行し、リモートからのシステム管理を可能にしてシステム管理者がシステムを直接チェックする必要性を削減する
  • 総括的な Dell システムの可用性を向上させる
  • 作動不能システムにリモートアクセスを提供して、ローカルコンソールの完全制御を可能にする
  • 監視下システムのリモート管理(BIOS 設定、シャットダウン、起動、 RAC セキュリティを含む)
  • コントローラ BIOS ユーティリティを使わずに 1 つのグラフィカルインタフェース または CLI によって、対応する RAID / 非 RAID のコントローラとエンクロージャすべてのために コントローラとエンクロージャの機能を実行する機能
  • データ冗長性の設定、ホットスペアの割り当て、エラーのあるドライブの再構成によって データを保護する機能
状態とその報告 IT Assistant Systems Management Consoles Systems Management コンソールプログラム。通常 1 台の管理ステーションにインストールされ、情報の収集や管理システムの一覧表示ができます。 IT Assistant は次の機能を実行します。
  • ディスク、メモリ、電圧、ファン、温度状態のイベントを、電子メール、コンソール警告などでシステム管理者に通知するエラー監視機能
  • サービスタグ番号、所有コスト情報、BIOS、マイクロプロセッサ、メモリの詳細などのインベントリと資産の報告
  • Server Administrator、 Remote Access コンソール、Dell PowerConnect スイッチコンソール、デジタル KVM コンソールなどのツールをデバイスの 必要に応じて起動する機能
リモート管理

Remote Access Controller Utility Systems Management Consoles このソフトウェアソリューションは、次の機能を実行します。
  • 総括的な Dell システムの可用性を向上させる
  • 作動不能システムにリモートアクセスを提供して、ローカルコンソールの完全制御を可能にする
  • 監視下システムのリモート管理(BIOS 設定、シャットダウン、起動、 RAC セキュリティを含む)
BMC 管理ユーティリティ Systems Management Consoles IPMI プロトコルを使って、ベースボード管理コントローラ(BMC)搭載コンピュータのリモート管理と設定を行うユーティリティ。
Dell 専用 Microsoft Active Directory® オブジェクトの管理 Active Directory Snap-in Utility

Systems Management Consoles

Microsoft Active Directory に拡張スナップインを提供。これによって Dell専用 Active Directory オブジェクトの管理が可能になります。Dell-仕様のスキーマクラス定義およびそのインストールも、この CD に含まれています。

Dell 専用のスキーマクラスが Active Directory スキーマに追加されているときにこのオプションを使用できます。

ドライバの識別およびインストール システムソフトウェア抽出ユーティリティ Service and Diagnostic Utilities システムをアップデートするための ドライバとユーティリティを提供。
ソフトウェアのアップデート Server Update Utility および Dell Update Packages Server Update Utility

メモ: サブスクリプションサービスキットにのみ同梱されます。

Server Update Utility と Dell Update Packages を介して、システムに新しいバージョンのソフトウェアを提供。

トップに戻る


サーバーアシスタントを使用した オペレーティングシステムのインストール

オペレーティングシステムをインストール済みかどうかの確認は次の手順で 行います。

  1. キーボード、マウス、およびモニタの接続を確認してから、システムの電源を入れます。
     
  2. ソフトウェア使用許諾契約書を読み、その内容を承諾して処理を継続します。

ブート可能なドライブがない、またはオペレーティング システムが見つからない旨のメッセージが表示された場合、そのシステムには オペレーティングシステムがインストールされていません。『オペレーティングシステム CD』を用意して、次の手順から処理を継続します。

オペレーティングシステムをインストール済みの場合、この作業は不要です。システムに添付されるオペレーティングシステムの インストール手順 に関するマニュアルを用意し、それに従ってインストール作業を実行します。

次の手順でシステムにオペレーティングシステムをインストールします。

  1. 『Dell Power Edge Installation and Server Management CD』を挿入してシステムを再起動します。

システムの起動中には以下のオプションが利用可能です。

メモ:10 秒以内にオプションを選択しないと、システムは CD から自動的に起動します。
  1. サーバーアシスタントのメインページにある サーバー設定 を選択します。
     
  2. 各手順に従って、ハードウェアの設定とオペレーティングシステム のインストールを継続します。

RAID のインストールの詳細については、『Documentation CD』の「RAID 入門」を参照してください。

メモ: Server Assistant を使用して対応のオペレーティングシステムをインストールすると、Server Assistant により Systems Management Software のインストールに必要なファイルがハードドライブに自動的にコピーされ、[Server Administrator のインストール] および [Server Administrator インストールファイルの削除] アイコンがデスクトップに表示されます。
メモ: Server Administrator のインストール アイコンを使うと、インストール CD を使わずに Server Administrator をインストールできます。 Windows を実行しているシステムでは、このアイコンをクリックすると、標準のインストールインタフェースが表示されます。 Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise Server を実行しているシステムで、このアイコンをクリックすると、Server Administrator のカスタムインストールスクリプトが実行されます。Server Administrator をインストールしない場合は、Server Administrator インストールファイルの削除 アイコンをクリックすると、インストールファイルを削除できます。続行を許可すると、アイコンを含め、Server Administrator のすべてのファイルが削除されます。
メモ: Windows オペレーティングシステムのインストールでは、 4 GB 以上の物理メモリがインストールされている場合、ハードウェア設定によっては オペレーティングシステムのインストール後に追加手順を実行してすべてのメモリを活用できるようにする 必要があります。物理アドレス拡張(PAE)の詳細については、次を参照してください。

トップに戻る


管理下システムへの Systems Management Software のインストール

セットアッププログラムでは、標準セットアップ オプションおよび カスタムセットアップ の両オプションが提供されます。標準セットアップオプション(推奨)では、システム管理に必要と検知されたソフトウェアコンポーネントがすべて自動的にインストールされます。カスタムセットアップオプションでは、インストールするソフトウェアコンポーネントを自由に選択できます。このマニュアルの手順は 標準セットアップ オプションに基づいています。カスタムセットアップ の詳細については、『Dell OpenManage インストールとセキュリティユーザーズガイド』を参照してください。

注意:現在、Dell OpenManage Array Manager はサポートされていません。Array Manager をインストールした状態でシステム(Dell OpenManage バージョン 4.3 以降をインストール済み)をアップグレードすると、アップグレード進行中に Array Manager が削除されます。Server Administrator Storage Management Service を代わりに使用することができます。
メモ:カスタムインストールおよびその他の詳細については、『インストールとセキュリティユーザーズガイド』を参照してください。Management Station Software とManaged System Software は、同一または異なるディレクトリにインストールすることができます。インストール先のディレクトリは選択可能です。
メモ:現在サポートされているシステムの一覧は、『Installation and Server Management CD』 にあるインストールの readme ファイルを参照してください。インストールの readme ファイル readme_ins.txt は、 CD の srvadmin/docs/readme ディレクトリにあります。
メモ: Systems Management software の 4.2 または それ以前のバージョン(>=3.0)がインストールされている場合、直接 5.1 バージョンにアップグレードできません。以前の設定を維持するためには、まず 4.3 バージョンにアップグレードしてから 5.1 バージョンにアップグレードして、最新のソフトウェアにアップデートします。バージョン 4.3 は、デルサポートサイト(support.dell.com)で入手できます。
メモ:管理システムに Managed System Software をインストールする前に、オペレーティングシステムのメディアを使って SNMP エージェントをインストールします。
メモ: Server Assistant の再起動を避けるため、システムを再起動する場合は、『Installation and Server Management CD』を取り出してください。

対応 Microsoft Windows オペレーティングシステムへの Managed System Software のインストール

  1. 対応 Windows オペレーティングシステムを実行しているシステムにシステム管理者権限でログオンし、Managed System コンポーネントをインストールします。
     
  2. システムにサポートされているブラウザがインストールされていることを確認します。
     
  3. RAID コントローラがインストールされているシステムにストレージ管理機能をインストールする場合は、各 RAID コントローラ用にデバイスドライバがインストールされているか確認してください。

デバイスドライバは『Service and Diagnostic Utilities CD』に入っています。デバイスドライバを確認するには、Windows で マイコンピュータ を右クリックし、管理 を選択して デバイスマネージャ をクリックします。

  1. 『Installation and Server Management CD』を CD ドライブに挿入します。

自動的にセットアッププログラムが起動します。起動しない場合は、スタート ボタン、ファイル名を指定して実行 の順にクリックし、 x:\srvadmin\windows\setup.exe と入力します
x は CD ドライブのドライブ文字)。セットアッププログラムによって必要条件チェッカーユーティリティが起動します。
 

  1. 必要条件チェックの結果を確認し、リストに表示された状態を 解決します。
     
  2. インストール変更修正、または Server Administrator の削除 ボタンをクリックします。
     
  3. ようこそ 画面の 次へ をクリックします。
     
  4. 使用許諾契約に同意して 次へ をクリックします。
     
  5. 標準設定 を選択して 次へ をクリックします。
     
  6. インストール をクリックしてインストールプロセスを続行します。

セットアッププログラムによって、ハードウェアに すべてのManaged System Software が自動的にインストールされます。  

  1. インストールが完了したら、完了 をクリックし、指示が表示された場合はソフトウェアを使用する前にシステムを再起動してください。

対応 Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステムまたは SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムへの Managed System Software のインストール

  1. root 権限で対応 Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムを実行しているシステムにログオンし、Managed System コンポーネントをインストールします。
  1. 『Installation and Server Management CD』を CD ドライブに挿入します。
     
  2. 必要に応じて、mount コマンドまたは同等のコマンドを使用して『CD』をマウントします。
     
  3. マウントした場所から srvadmin/linux/supportscripts ディレクトリに移動し、以下の手順で srvadmin-install.sh スクリプトを 実行します。  

sh srvadmin-install.sh --express

sh srvadmin-install.sh -x

このスクリプトにより、システム構成に対応した標準ソフトウェアスイートがインストールされます。

メモ:RPM インストールの出力をログするには、上記の実行シェルスクリプトに 2>&1 | tee –a /var/log/srvadmin.log を追加します。その結果、コマンドは sh srvadmin-install.sh 2>&1|tee –a /var/log/srvadmin.log となります。
  1. sh srvadmin-services.sh start コマンドでサービスを開始します。
VMware ESX サーバーソフトウェア上での Dell OpenManage の使い方

Dell OpenManage を VMware ESX Server ソフトウェアと一緒にインストールするには、特別の手順が必要になります。この特別手順は Dell OpenManage のバージョンと ESX Server のバージョンによって異なり、サポートされるのは両バージョンの限られた組み合わせに限ります。詳細については、www.dell.com/vmware のリソースセンターにある VMware の『Systems Compatibility Guide(システム互換性ガイド)』および VMware の『ESX Server Deployment Guide(ESX Server 導入ガイド)』を参照してください。 Dell OpenManage の対応バージョンをインストールする手順は『ESX Server Deployment Guide(ESX Server 導入ガイド)』にあります。

トップに戻る


管理ステーションへの Systems Management Software のインストール

標準インストールでは、IT Assistant と RAC コンソールがインストールされます。いずれか一方のみまたは、 BMC 管理ユーティリティ等のその他の機能をインストールしたい場合は『Dell OpenManage インストールとセキュリティユーザーズガイド』の「カスタムインストール」の項を参照してください。

メモ: Management Station Software と Managed System Software は、同一または異なるディレクトリにインストールすることができます。インストール先のディレクトリは選択可能です。
メモ: Windows の場合、 Management Station Applications は Windows XP Professional、 Windows 2000 Professional(SP4)、Windows Server™ 2003 シリーズ(Small Business Server [SBS] と R2 を含む)、Windows Storage Server 2003 R2 および Windows 2000 Server シリーズ(SBS を含む)を実行しているシステムのみで稼動し、対応する Windows、Red Hat Enterprise Linux および SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムを実行しているシステムを管理できます。しかし、IT Assistant は、Windows Server 2003 SBS または Windows 2000 Server SBS オペレーティングシステムではサポートされていません。
メモ: Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステムおよび SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムには RAC コンソールおよび BMC 管理ユーティリティのみが対応しています。

Microsoft Windows オペレーティングシステムへの Management Station Software のインストール

メモ: IT Assistant は、Windows Server 2003 Standard と Windows Server 2003 Enterprise Editions の 64 ビットバージョンには対応していません。
メモ: IT Assistant のインストールは、バージョン 4.3 以前のSystems Management Software を登載したシステムではサポートされていません。システムに Systems Management software の 4.2 またはそれ以前のバージョン(>=3.0)がインストールされている場合、直接 5.1 バージョンにアップグレードできません。以前の設定を維持するためには、まず 4.3 バージョンにアップグレードしてから 5.1 バージョンにアップグレードして、最新のソフトウェアにアップデートします。バージョン 4.3 は、Dell サポートサイト(support.dell.com)で入手できます。
メモ: IT Assistant 8.0 を新しくインストールすると、対応のデータベースがシステムにない場合、Microsoft SQL Server 2005 Express Edition をインストールするよう指示されます。SQL Server 2005 Express Edition は、『Systems Management Consoles CD』を使用して Management Station Software をインストールする前にインストールすることができます。ただし、IT Assistant は Microsoft SQL Server 2000 Desktop Engine(MSDE 2000)または SQL Server 2000 システムにすでにインストールされている場合、これと動作します。IT Assistant 7.x から 8.0 にアップグレードする場合は、既存の MSDE 2000 または SQL Server 2000 を使用することができます。

管理ステーションにアプリケーションをインストールするには、次の手順を実行してください。

  1. Management Station Applications をインストールする Windows システムにシステム管理者の権限でログオンします。
     
  2. 『Systems Management Consoles CD』を CD ドライブにセットします。

自動的にセットアッププログラムが起動します。起動しない場合は、スタート ボタン、ファイル名を指定して実行 の順にクリックし、x:\windows\setup.exe と入力します(x はCD
ドライブのドライブ文字)。セットアッププログラムによって必要条件チェッカーユーティリティが起動します。
 

  1. 必要条件チェックの結果を確認し、リストに表示された状態を 解決します。
     
  2. インストール変更修正または Management Station の削除 ボタンをクリックします。

ようこそ 画面が表示されます。  

  1. 次へ をクリックします。  

使用許諾契約 画面が表示されます。  

  1. 同意する を選択して 次へ をクリックします。  

セットアップの種類 画面が表示されます。  

  1. 標準設定 を選択して 次へ をクリックします。

インストールの準備完了 画面が表示されます。  

  1. インストール をクリックして選択した機能を受け入れ、インストールを開始します。  

Dell OpenManage Management Station のインストール 画面が表示されます。メッセージが開き、インストールしているソフトウェアコンポーネントの状態と進行状況が表示されます。

選択したコンポーネントがインストールされると、インストールウィザードの完了 ダイアログボックスが表示されます。  

  1. 終了 をクリックして Dell OpenManage Management Station のインストールを終了します。
     

対応 Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステムまたは SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムへの Management Station Software のインストール

Management Station Software スイートの BMC 管理ユーティリティおよび RAC コンポーネントは、対応の Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムを実行している管理ステーションで使用することができます。

管理ステーションに BMC 管理ユーティリティをインストールするには、次の手順を実行してインストールプログラムを 起動します。

  1. 管理ステーションコンポーネントをインストールする Windows システムにルート権限でログオンします。
     
  2. 必要に応じて、mount コマンドまたは同等のコマンドを使用して『Dell Systems Management Consoles CD』をマウントします。
     
  3. マウントした場所から linux/bmc ディレクトリに移動し、そのオペレーティングシステム
    専用の rpm コマンドを使用して、BMC 管理ソフトウェアをインストールします。
     

RAC Management Station コンポーネントをインストールする場合、以下の手順で インストールプログラムを起動してください。

  1. 管理ステーションコンポーネントをインストールする Windows システムにルート権限でログオンします。
     
  2. 必要に応じて、mount コマンドまたは同等のコマンドを使用して希望する場所に『Dell Systems Management Consoles CD』をマウントします。
     
  3. マウントした場所から linux/rac ディレクトリに移動し、 rpm -ivh *.rpm コマンドを実行します。  

トップに戻る


ドライバおよびユーティリティのアップデート

『Service and Diagnostic Utilities CD』には、システムのアップデートに使用するデバイスドライバとシステムユーティリティが含まれています。ドライバとユーティリティを使用するには、ディスケットかシステムのハードドライブにコピーする必要があります。

ドライバ、および Dell OpenManage アプリケーションの最新の製品情報を入手するには、デルサポートウェブサイトの support.dell.com にアクセスしてください。

メモ:『Service and Diagnostic Utilities CD』は Windows を実行しているシステムでのみ実行できます。 Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムを実行しているシステム用のドライバを抽出するには、Windows を実行しているシステムで『Service and Diagnostic Utilities CD』を使用して、選択したファイルを最終的な送信先システムにコピーするか共有する必要があります。

  1. 『Service and Diagnostic Utilities CD』を Windows を実行しているシステムの CD ドライブに挿入します。

自動的にセットアッププログラムが起動します。起動しない場合は、スタート ボタン、ファイル名を指定して実行 の順にクリックし、x:\setup.exe と入力します(x はCD ドライブ
のドライブ文字)。   

  1. システムを選択し、ドライバ / ユーティリティのセットを選択 から、アップデートするファイルセットを選択して 続行 をクリックします。
     
  2. ドライバおよびユーティリティのページ から、デバイス名のリンクをクリックしてアップデートするユーティリティまたはドライバのファイルを選択します。

システムがファイルを保存する場所をプロンプトします。ファイルは圧縮フォーマットで配信されます。ファームウェアファイルの場合は通常、抽出用のディスケットが必要です。  

  1. ファイルを解凍します。  

ドライバおよび Dell OpenManage アプリケーションバージョンの詳細については、『Dell OpenManage Server Administrator 互換性ガイド』を参照してください。

『Dell PowerEdge Server Update Utility CD』は、サブスクリプションサービスキットにのみ付属する CD で、Dell OpenManage Server Update Utility (SUU)および Dell Update Packages(DUP)用ソフトウェアの新しいバージョンを提供しています。 Microsoft Windows および Linux 向けの SUU は、別の CD で提供されます。
 

  1. 『Server Update Utility CD』を、 Windows、Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムを実行しているシステムの CD ドライブに挿入します。
     
  2. サーバーアップデートユーティリティが自動的に開始します。自動的に開始しない場合は、スタート ボタンから ファイル名を指定して実行 をクリックし、 cmd を入力して Enter を押してください。コマンドプロンプトが表示されるので、ディレクトリを CD ドライブのルートに変更します。 suu -g(グラフィカルモード用)または suu -h(ヘルプオプションの表示用)を入力します。  
メモ:Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムでは、-g(グラフィカルモード)のオプションが使用できるのは X Window システムからのみです。

  1. GUI の初期化に失敗した場合、OpenIPMI ドライバの最新バージョンをインストールする必要があります。 suu -g -installIPMI を入力して、最新バージョンの OpenIPMIdriver をインストールします。  
メモ:Server Administrator の Server Administrator Instrumentation Service で IPMI ベースの情報と機能を提供するには、最小バージョンの OpenIPMI ドライバが必要です。必要な最小バージョンは、オペレーティングシステムによって違います。詳細に関しては、『インストールとセキュリティユーザーズガイド』を参照してください。

  1. GUI でレポジトリとの比較を表示するには、左側にツリー表示されたサーバーのホスト名クリックします。SUU が、レポジトリにあるコンポーネントのバージョンとサーバーにあるバージョンを比較します。サーバー上のコンポーネントバージョンが SUU レポジトリにある最新バージョンと同じ場合、緑色のチェックマークアイコンが表示されます。サーバーにあるアップデートが必要なすべての古いコンポーネントには、黄色の警告アイコンが表示されます。アップデート可能なコンポーネントが見つかると、画面右上の アップデート ボタンが有効になります。
     
  2. アップデート をクリックして、サーバー用にリストされているすべてのアップデートを適用します。適用するアップデートを個別に選択することはできません。リストにあるコンポーネントのアップデートを確認するダイアログボックスが表示されます。はい をクリックして継続します。
     
  3. SUU と DUP でアップデートが正しく行われたことを知らせる、アップデート成功 というウィンドウが表示され、再起動してアップデートを完了するようメッセージが表示されます。  

Dell Update Packages:

SUU で アップデート をクリックすると、システムに適用可能な Dell Update Packages を判断し、自動的にインストールを行います。

詳細については、『Dell OpenManage Server Update Utility ユーザーズガイド』を参照してください。

トップに戻る


セキュリティ パッチとホットフィックス

インストール完了後すぐに、お使いのオペレーションシステム用の最新セキュリティパッチ、ホットフィックス、サービス、サポートパック などをダウンロードしてインストールすることをお勧めします。オペレーションシステムは、www.microsoft.comwww.redhat.com、または www.novell.com からダウンロードできます。

トップに戻る


テクニカルサポートのご利用について

デルのテクニカルサポートにお問い合わせになる前に、デルのサポートウェブサイト support.dell.com を参照してください。サポートに関する詳しい情報は、システムに付属の『ハードウェアオーナーズマニュアル』の「困ったときは」を参照し、国や地域別の電話、ファックス、インターネットでのデルへのお問い合わせ方法を入手してください。

Antes de entrar em contato com a Dell para obter assistência técnica, consulte o site de suporte na Web: support.dell.com. Você precisará do número da sua etiqueta de serviço para identificação de seu equipamento. Caso necessite de suporte técnico adicional, é fornecida assistência técnica para hardware ao proprietário original do equipamento. Esse serviço está disponível de segunda a sexta-feira, das 7 às 19:00h, em português. Telefone: 0800-90-3355.

デルのエンタープライズトレーニングまたは資格プログラムについては、www.dell.com/training を参照してください。このサービスは地域によっては提供されていない場合があります。

トップに戻る